大豊建設、UNICONHDが資本業務提携/PPP・PFI共同参画も視野

2026年8月26日 企業・経営 [1面]

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 大豊建設は25日、南東北地域の建設4社を傘下に持つUNICONホールディングス(HD)と資本業務提携契約を結んだ。両社が同日の取締役会で決めた。投資ファンドからUNICONHD株を議決権ベースで17・0%取得する。取得額は非公表。大豊建設はUNICONHDの取締役候補1人を指名し、同社が9月29日に開催予定の定時株主総会に諮る予定だ。
 大豊建設の強みであるニューマチックケーソン工法をはじめとした大規模なインフラ新設技術と、UNICONHDが地域に持つ強固な事業基盤を組み合わせ、インフラに関わるバリューチェーン(価値連鎖)で相互補完を目指す。国土強靱化に向けた工事需要に応える。大型案件の共同受注に加え、将来的にはPPP/PFI事業への共同参画も想定する。
 UNICONHDの小山剛社長は、日刊建設工業新聞の取材に「トンネルや港湾関連工事などで特殊な工法や技術を保有し、多くの実績がある大豊建設との連携で受注機会の幅が広がる。業界再編のスピードが思った以上に早く進む中、ビジネスパートナーとしてシナジー(相乗効果)を発揮できる」とコメントした。
 UNICONHDは「地域連合型ゼネコン」を掲げ、山形、福島両県の4社の持ち株会社として2019年4月に設立。25年9月に東証スタンダード市場に上場した。
 事業会社は山和建設(山形県小国町)、小野中村(福島県相馬市)、南会西部建設コーポレーション(同会津若松市)、南総建(同南会津町)の4社。2026年6月期の連結業績(IFRS)は売上高188億円、営業利益15億円、経常利益14・6億円、純利益9・8億円。