和歌山県は、和歌山市南部に位置する和歌山マリーナ(クルーザーマリーナ、毛見1530)の公民連携による活用を検討している。陸上約110隻、水面約60隻の収容が可能で、オープンから30年近くが経過し一部施設が老朽化。現在は指定管理者による運営が行われているが、最長5年の管理期間では大規模な設備投資が難しい。県は20~30年程度の長期的な運営を可能とすることで、民間の積極的な設備投資を促したい考えだ。
同マリーナは海洋性レクリエーション活動の普及を図るため県が設置したもので、放置艇対策の受け皿施設の一つにも位置付けられている。県北部の観光拠点・和歌山マリーナシティの西側にあり、周辺には海洋性スポーツの活動拠点であるディンギーマリーナ(陸域約2万平方メートル、水域約2万8000平方メートル)や毛見北側緑地(約1万1000平方メートル)もある。
活用方法としてはマリーナ機能の維持・強化を前提として、飲食・物販・休憩機能の導入やマリンレジャー関連サービスの展開、イベントや体験プログラムとの連携などを想定している。事業手法は▽PFI▽施設・土地の売却と水域占用▽施設売却と定期借地、水域占用-などを想定しつつ、民間事業者からの提案・意見を踏まえて検討を進めたいとしている。
今後はサウンディング(対話)調査など民間事業者との対話を行った上で活用方針を決定し、2029年度の事業者公募、30年度の新方式による運営開始を予定している。
同事業の問い合わせ先は県土整備部港湾空港局港湾空港振興課(電話073・441・3025、メールe0824001@pref.wakayama.lg.jp)。







