建築家の隈研吾氏が、建築分野などの卓越した業績をたたえる国際団体「クレアトゥール・デザイン協会(CDA)」の最高位の賞を受賞する。フランスを代表するデザイナー、アンドレ・プットマン(1925~2013年)の名前を冠した生涯功労賞を授与するとCDAが1日に発表。世代や大陸を越えて建築・都市環境に影響を与えてきたキャリア全体をたたえた。27年1月にパリで授賞式が行われる。
アンドレ・プットマン生涯功労賞は、CDAが授与する二つのレガシー・アワードの一つ。これまでに英国のノーマン・フォスター氏、安藤忠雄氏、フランスのクリスチャン・ド・ポルザンパルク氏が受賞。日本人で2人目の栄誉となる。
隈氏は「設計活動で自分自身を長距離ランナーだと考えている。最も大切なのは、一つの目標を心に持ち、長い時間をかけて走り続けることだと信じている。その目標とは、人間と自然の調和を実現することだ。私が行っているすべての活動全体を評価するものとして、この生涯功労賞をいただけることを光栄に思う」とコメントしている。
CDAは受賞理由を、「(隈氏が)30年以上にわたり建築がいかにして自然界との関係を取り戻すことができるのかを問い続け、その答えを世界各地で示してきた」と説明している。








