葉山莞児氏(元大成建設社長、元土工協会長)死去/業界再生に心血注ぐ

2026年9月16日 速報

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 大成建設の社長などを務め、日本土木工業協会(土工協)の会長時代に「旧来のしきたりからの決別」を宣言するなど、業界の健全な発展に尽力した葉山莞児氏(はやま・かんじ)が11日、死去した。89歳だった。葬儀は近親者で済ませた。お別れの会は遺族の意向で開かない。
 神奈川県出身。1960年に東京大学工学部土木学科を卒業し、大成建設入社。87年取締役、89年常務、93年専務、97年代表取締役副社長を経て、2001年から社長に就いた。07年には代表取締役会長に就いた。
 団体活動では05年に土工協会長に就任した。09年に土工協、日本電力建設業協会(電建協)、日本鉄道建設業協会(鉄建協)、日本海洋開発建設協会(海洋協)の4団体を統合して発足した新生土工協の初代会長を務めた。新生土工協の看板を揮毫(きごう)した際には「会長になって一番の難工事だった」と話し関係者の笑いを誘うなど、周囲を気遣う一面もあった。

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