技術・商品

大成建設、日立造船/シールド機の機械式ビット交換工法を開発/小口径でも短時間で [2021年2月22日3面]

 大成建設と日立造船がシールドマシンのビットをマシン内側から交換する工法を共同開発した。ビットが付いたスポークの背面にマシンの内側から人が入れる筒状の可動式マンホールを接続。シールドマシンの内部に作業空間を確保した上で、マンホールを活用してビットを交換する。外径3~4メートル程度の小口径のシールド機でも比較的短時間でビットが交換できる。
 開発した「THESEUS(テセウス)工法」を活用しカッタ...続きを読む

竹中工務店/独身寮(神戸市東灘区)がWELL認証取得/集合住宅で日本初 [2021年2月19日3面]

 竹中工務店は18日、神戸市東灘区に整備した独身寮が米国の健康建築性能評価制度「WELL認証」のビルディングタイプ別評価基準でシルバーランク認証を取得したと発表した。集合住宅で国内初となる。老朽化が進んだ寮の建て替えに合わせて、自然を取り込み寮生の健康的な生活を支える設備などを整えた。健康関連書籍なども備えたアーカイブスペースや屋内緑化(バイオフィリア)なども導入し、認証取得につなげた。
 WE...続きを読む

ユビテック、鹿島/安全衛生支援サービスを試行運用/体調不良者を即時発見 [2021年2月18日3面]

 IoT(モノのインターネット)ソリューションの開発などを行うユビテック(東京都港区、大内雅雄社長)は、鹿島と共同で安全衛生支援サービス「Work Mate」の試行運用を始める。体調不良者の即時発見や対処の有効性を検証する。工場や工事現場などで働く作業者の安全を見守るため、さらなる機能向上を目指す。
 Work Mateは、製造現場などで働く作業者の▽転倒・転落検知▽SOSアラート通知▽屋内外位...続きを読む

清水建設/次世代型生産システムを都内建築現場に導入/人と自律型ロボットが連携 [2021年2月18日3面]

 清水建設は東京都港区の建築工事現場に、人工知能(AI)を搭載した自律型建設ロボットと人が連携し工事を進める次世代型生産システムを導入する。「シミズ・スマート・サイト」と名付けた現場では、初弾として溶接ロボット「Robo-Welder」を投入。今後は自動搬送ロボット「Robo-Carrier」、4本足の巡回ロボットも稼働する予定だ。
 Robo-Welderは、6軸アームの先端に装備した形状認識...続きを読む

大成建設/CO2排出収支をマイナスにするコンクリを開発/炭酸カルシウム添加し固定 [2021年2月17日3面]

 大成建設は16日、製造過程で排出する二酸化炭素(CO2)の収支をマイナスにするカーボンリサイクル・コンクリートを開発したと発表した。セメントの代わりに高炉スラグなどを使うことで、一般的なコンクリートと比較して製造時のCO2排出量を大幅に削減する。さらにCO2を使った炭酸カルシウムを添加することでコンクリート内部にCO2を固定し、結果的に本来大気中に排出されるCO2量を削減する。
 開発した「T...続きを読む

オリコンサル/道路の液状化ハザードマップ作成/過去の事例から被害状況予測 [2021年2月16日3面]

 オリエンタルコンサルタンツは、過去に発生した液状化被害の事例をベースに道路の液状化対策につながるハザードマップを作成した。液状化の可能性を示す指標と、路面の沈下や段差量の相関関係から想定される道路の被害状況などを予測。従来マップに比べ、被害箇所と規模を定量的に把握できる。同社は自治体向けの提案ツールとして活用を図る考え。
 同社は、2011年3月の東日本大震災を契機にハザードマップの作成を開始...続きを読む

大成建設/高出力・高精細X線CT試験装置の運用開始/材料の内部構造を精密に評価 [2021年2月15日3面]

 大成建設は12日、工事に使う材料内部の様子を非破壊・3Dで可視化できる「高出力・高精細X線CT試験装置」を導入し、運用を開始したと発表した。建設工事で使うさまざまな材料の特性を把握し品質などを評価することが目的。同社によると国内の建設会社による導入は初という。装置は二つの回転方式などを採用した撮影機構を備えている。各種材料や試験体の大きさ、形状、用途に応じて撮影方法を選択し、内部構造を精密に評価...続きを読む

清水建設/接着工法の適用実績が2000平米超に/大形床タイルのひび割れ防止 [2021年2月15日3面]

 清水建設らが2018年に実用化した大形床タイルの施工法「有機無機ハイブリッド接着工法」の適用実績が延べ10棟、施工面積2000平方メートルを超えた。ホテルやオフィス、商業施設、地下街、空港などに導入し、床仕上げで張り付けた大形床タイルは計1万2500枚に上る。有機系接着剤を活用しコンクリートの乾燥収縮によるひび割れに対応。モルタルでタイル表面から加わる衝撃を緩衝し、タイルのひび割れを防止する。こ...続きを読む

大成建設/自動建機の協調運転制御システムを開発/4機種で異なる作業の制御を確認 [2021年2月12日3面]

 大成建設は9日、複数の自動運転建設機械の協調運転を制御するシステム「T-iCraft」を開発したと発表した。システムではさまざまな機種の自動建機の協調運転を制御できる。有人建機と協調させることも可能。東京都内の造成現場で4機種の協調運転性能を実証し、掘削・積み込み、運搬、敷きならし、転圧の一連の作業を制御できることを確認した。
 T-iCraftで運転制御する各自動建機には、GNSS(全球測位...続きを読む

ミロク情報サービス/建設業のリモート化を支援/業務効率化システムを積極展開 [2021年2月9日3面]

 会計システムなどを手掛けるミロク情報サービス(東京都新宿区、是枝周樹社長)が、リモートによる業務管理サービスなどを積極的に展開している。工事現場の管理帳票などをクラウドで入力や情報共有できるシステムや、遠隔地からオフィスのパソコンにアクセスして業務システムを利用できるリモートツールなどを提供。ERP(統合基幹業務システム)も用意しており、建設会社の業務効率化を後押しする。
 展開するクラウド会...続きを読む

いであ/利水ダムの洪水調節機能強化へ/AIで流入量予測、流域の安全確保に貢献 [2021年2月8日3面]

 いであが、農業用水などに使われる利水ダムを対象に、水害時に水を放流する「洪水調節機能」の強化に向けた取り組みを加速している。本年度からダムに設置する放水設備の作動方法などを盛り込んだ操作規定書の作成業務を複数件受託。降雨量やダムへの流入量を人工知能(AI)で把握する予測技術の開発にも本腰を入れて臨む。激甚災害が頻発する中、ダム流域で暮らす住民の安全確保に貢献する。
 農業や工業用水、水力発電で...続きを読む

竹中工務店/床振動の伝播抑制する鉄骨梁開発/揺れ加速度を5分の1に [2021年2月5日3面]

 竹中工務店は、工場などに設置した生産設備で発生する振動の伝播(でんぱ)を低減し、周辺機器や作業環境への影響を抑える梁構造を開発した。大断面の鉄骨梁などで剛性を高める一般的な対策ではなく、並行に設置した鉄骨梁2本の間にコンクリートを充てん)する。徳島県鳴門市で施工した日亜化学工業鳴門N2棟新築工事に初適用。一般の鉄骨梁部分と比べ揺れの加速度を約5分の1に抑えた。
 開発した「ツインSC梁」(特許...続きを読む

清水建設/3Dプリンティング型枠を実現場に初適用/自由曲面形状の柱部材を構築 [2021年2月5日3面]

 清水建設は、高強度・高靱性の繊維補強モルタル「LACTM(ラクツム)」で積層造形した3Dプリンティング型枠を実現場に初適用した。高さ4・2メートル、直径2・2~2・7メートルの柱4本分の型枠を構築。3Dプリンティング技術によって、従来は難しかった自由曲面形状の柱部材の型枠を短期間で構築した。今後は実大型枠を現場で直接プリントする「オンサイト3Dプリンティング」の実現を目指す。
 3Dプリンティ...続きを読む

奥村組/外壁打診調査支援システムを改良/タイル以外の壁や床面にも適用拡大 [2021年2月5日3面]

 奥村組は、2018年に開発した「外壁タイル打診調査支援システム」を改良し、壁面や床面の現地調査に適用できるようにした。測域センサーで検知した打診棒の位置情報と対象物の状態情報を記録し、調査結果を即座に電子情報化。作業の効率化を図る。従来は対象物をタイル仕上げに限定していたが、記録する状態情報などの入力項目を調査対象に応じ任意設定できるようにした。
 従来システムではゴーグル型のウエアラブル端末...続きを読む

三井住建道路/オフィスカーの活用加速へ/太陽光パネル搭載で電力供給量アップ [2021年2月5日3面]

 三井住建道路は同社が保有する移動事務所車両「オフィスカー」のうち、2割程度に太陽光発電パネルを搭載した新モデルの導入を進める。太陽光発電による電力の供給量が増加することから、パソコンなどのバッテリー残量を気にせずに作業できるようなり、オフィスカーの利便性が高まる。商用の外部電力の使用量が減るため、結果的に二酸化炭素(CO2)削減にもつながるという。
 三井住建道路が活用するオフィスカーはオリッ...続きを読む