技術・商品
2026年5月11日[3面]
東急建設ら/遮音効果2倍の木造建築向け遮音材開発/簡易施工で工期・コスト削減
東急建設ら3社が、従来工法に比べ遮音効果を2倍以上に高める木造建築向け遮音材を開発した。天井裏に敷き込むだけで効果を発揮し、工期とコストが削減できる。オフィスや学校、商業施設といった中規模木造建築物に使える。コンクリートスラブを使った建築物にも適用可能で、9月ごろの販売開始を予定している。 木造建築向け天井敷き込み型遮音材「MUTECHIPS(ミュートチップス)」=写真(報道発表資料から)=は…
2026年5月8日[3面]
西松建設/積載量1割増の水平バケット開発/堤体コンクリート打設の生産性向上へ
西松建設は、従来に比べコンクリートなどの積載量を10%増量したダム工事向けの水平バケットを開発した。ケーシング部材の厚さを抑えるなどバケットを軽量化。揚重機の能力を変えずに従来のバケットよりも積載量を増やした。1回の運搬でより多くのコンクリートが積載・打設でき、ダム堤体のコンクリート打設で作業効率が高まる。 「軽e-バケット」はダム工事の生産性向上を目的に開発した。今後は順次施工現場に導入する…
2026年5月1日[3面]
高砂熱学工業/グリーン水素の供給網構築実証事業に参画/液体で運搬
高砂熱学工業は、再生可能エネルギー由来の電力でつくる「グリーン水素」を東京都心で活用するため、安全に効率良く運ぶサプライチェーン(供給網)の構築実証事業に参画した。水素を大量に溶け込ませ常温・常圧で扱える液体「メチル・シクロ・ヘキサン(MCH)」を利用。小型の水素供給装置を開発し、茨城県内の同社施設で生成した水素を都内のレストランで使う流れを検証する。 参画するのは▽新明和工業(兵庫県宝塚市、…
2026年4月27日[3面]
大成建設/自然な森を早く育てる手法開発/開発影響を分かりやすく定量評価する手法も
大成建設は都市部や造成地の緑化工事向けとして、生物多様性に配慮しながら早期に低コストで森林をつくる手法を開発した。生育の早さが異なる樹種の苗木を混植し、施工から数年ほどで生態系が劣化しにくい自然林に近い森を形成できる。土地開発が自然に及ぼす影響を分かりやすく定量評価する手法も確立。自社の技術提案に活用し、カーボンニュートラル(CN)の実現や持続可能な社会の構築に向けたグリーンインフラの整備需要に…
2026年4月27日[3面]
三菱地所設計ら/システム天井向け国産木材格子ルーバー開発/木質感のある意匠実現
三菱地所設計とパナソニックエレクトリックワークス(EW)は24日、システム天井向け「国産木材格子ルーバー」を開発したと発表した。グリッドタイプのシステム天井に容易に組み込める木ユニット。施工性や更新性といったシステム天井の強みを生かしながら、木質感のある天井意匠を実現する。今後さまざまな物件に提案、導入するとともに、製品化に向けたブラッシュアップと販売ルートの整備を進める。 三菱地所設計が長年…
2026年4月24日[3面]
鹿島、丸井産業ら/太径横筋配置省人化装置を開発/鉄筋工4割削減
鹿島や丸井産業(広島市西区、吉村良介社長)ら4社は、太径横筋の配置作業を省人化する装置を開発した。従来のプレハブ工法が適用できない端部などの入り組んだ箇所に対応。クレーンでつり上げた横筋を、鉄筋工が足場最上段で積層スペーサに載せ替えて降下するだけで配筋が完了する。鉄筋架台の設置を不要とし、一度に複数本の横筋を複数段にわたり配置可能。導入効果を実証したところ、従来工法に比べ鉄筋工を4割削減した。 …
2026年4月24日[4面]
JR東日本は、信号通信設備の故障復旧に「鉄道版生成AI」を導入した。管内の新幹線や首都圏の在来線で活用を始めており、故障時に復旧までの時間を最大50%削減することを目指す。鉄道版生成AIは、現地で対応に当たる人員と信号通信指令との間の通信をAIが自動で読み取り、文字おこしとともに原因や対応方針案、復旧までの予想時間などを提示する。専門用語やマニュアル類をあらかじめ読み込ませることで、高い精度での…
2026年4月23日[3面]
川崎地質/UHRSによる精密地盤探査技術を実用化/浅い海域で調査可能に
川崎地質は、超高分解能音波探査(UHRS)による精密地盤探査技術を実用化した。小型船舶と超高分解能データの取得技術を活用。大型船舶が入れない浅い海域を対象に、2Dと3Dで地質構造を把握する。洋上風力発電の適地選定や海域の活断層調査など、沿岸域の調査ニーズに対応していく。 UHRS探査では、高周波音源(スパーカー)と短い受振器間隔のハイドロフォンケーブルを使う。2D-UHRSは5メートル以上、3…
2026年4月23日[3面]
鴻池組/地山評価システムを開発/AIでトンネル切羽前方地山を即時評価
鴻池組は、AIを活用した地山評価システム「KtesAI(ケーテスアイ)」を開発した。トンネル工事の安全性、確実性、生産性を高めるのが目的。ドリルジャンボの機械データを解析し、切羽前方の地山状況をリアルタイムで評価。支保パターンや補助工法の適切な選定、発破設計を支援する。技術者の地山評価作業を補助し、山岳トンネル施工の高度化につなげる。 KtesAIは、掘削時に取得するドリルジャンボのデータに加…
2026年4月22日[3面]
清水建設/陸上風力アクセス道路の設計支援システム開発/ルート設定を自動・最適化
清水建設は、山岳部の陸上風力発電施設にアクセスする道路の設計支援システムを開発した。最適なルートを自動的に設定。計画立案にかかるコストと時間が大幅に削減できる。陸上風力発電施設の受注に生かすとともに、造成工事のパイロット道路など切り土や盛り土が伴う大規模工事にも適用していく。 「陸上風力アクセス道路設計システム」として開発した。計画地の地形データを入力し、風車の配置情報や造成禁止エリアなどを図…