人事・動静

新社長/日立建設設計・山田直明氏/追随許さない技術者集団に [2021年6月30日1面]

 需要が旺盛な物流施設やデータセンターなどで受注を積み上げ、さらなる収益拡大を狙う。日立グループの総力を結集し付加価値を提供する。社員には、ビジネススキルと対話能力の向上など人間力の研さんを求める。「他社の追随を許さない技術者集団を目指す」覚悟をにじませる。
 --目指す企業像は。
 「日立製作所に入社してからシステムエンジニアとして仕事に携わってきた。ITの世界に比べ建設業界には長い歴史があ...続きを読む

東洋熱工業/社長に谷口昌伸取締役就任 [2021年6月29日1面]

 東洋熱工業は28日、谷口昌伸取締役兼常務執行役員が25日付で社長に昇格したと発表した。芝一治社長は取締役特別顧問に就いた。
 谷口 昌伸氏(たにぐち・まさのぶ)1984年日本大学理工学部精密機械工学科卒、東洋熱工業入社。2016年取締役兼上席執行役員東京本店長、19年同兼常務執行役員、20年技術統轄本部長、21年経営統轄本部長代行。東京都出身、60歳。

凜/山綱工務店/山口沙織さん [2021年6月28日16面]

 ◇東京で初の女性1級型枠技能士誕生
 今年1月に東京会場で実施された型枠施工技能検定で、初の女性1級型枠施工技能士が誕生した。初めての挑戦で一発合格を果たした。
 学校卒業後は事務職に就いたが、会社が合併するのを機に退職。アルバイトをしながら父親が経営する型枠大工の専門工事会社を手伝った。
 「最初は現場に出ても掃除などの雑用ばかり。電動のこぎりさえも、持たせてもらえなかった。そのうち実際...続きを読む

新社長/鹿島・天野裕正氏/課題解決型で新たな価値を [2021年6月28日1面]

 柱である建設事業を伸ばしつつ、スマートシティーやカーボンニュートラルへの対応など社会課題の解決に果敢に挑戦する。時代の先を見据えて提案力を磨き、新たな企業価値を生み出して、さらなる飛躍を狙う。DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、生産性向上や暗黙知の共有化を加速し、次世代を担う人材を育成していく。
 --経営方針を。
 「中核である土木・建築の建設事業を強化する。新型コロナウイル...続きを読む

国交省幹部人事/事務次官に山田邦博氏、技監には吉岡幹夫氏/7月1日発令 [2021年6月28日1面]

 国土交通省は7月1日付で幹部人事を発令する。事務次官は栗田卓也氏が退任し後任に山田邦博技監が就く。技監には吉岡幹夫道路局長を充てる。国土交通審議官は野村正史氏の後任に石田優総合政策局長を起用する。藤井直樹、岡西康博両国土交通審議官、瓦林康人官房長は留任する。=2面に新幹部の略歴
 青木由行不動産・建設経済局長の後任には長橋和久官房総括審議官が就任。総合政策局長には和田信貴住宅局長、後任の住宅局...続きを読む

新社長/ユアテック・太田良治氏/現場目線を重視し変革へ [2021年6月21日1面]

 7年ぶりの社長交代。これまで親会社の東北電力出身者が務めてきた経営トップに生え抜きが就くのは、前身の東北電気工事を含め初めて。技術者として現場で長年働いてきた経験から「利益の源泉は現場にある」と強調。現場目線を重視したスピード感ある経営の実現と、変革への挑戦を打ち出す。
 --現在の経営環境や課題をどう見る。
 「長期化する新型コロナウイルス感染症の影響で工事発注の見合わせや中止、延期などの...続きを読む

凜/とも企画設計(東京都渋谷区)・村上久美子さん [2021年6月21日10面]

 ◇手掛けた施設からもらえる元気
 保育施設や診療所などを中心に建築設計を手掛けるようになって20年以上がたった。「元気付けられるのは自分が設計を手掛けた施設の方々が、その後も元気で仕事をしていると知った時」と語る。
 先日も自分が携わった東京都内の保育施設から創立20周年のしおりが届いた。「地域の人たちに支えられながら施設が使われていることがすごくうれしい」とほほ笑む。
 実家は水道工事店...続きを読む

新社長/若築建設・烏田克彦氏/原点回帰で本業重視 [2021年6月18日1面]

 「原点回帰」を経営方針に掲げ本業重視の姿勢を貫く。徹底した顧客目線で安全と品質を追求し持続的な成長と経営基盤の強化につなげる。本年度に3カ年の中期経営計画をスタートした。本業の強化に加え、再生可能エネルギーや海外事業など成長分野に注力。最終年度に単体受注高1000億円を目指す。
 --就任の抱負は。
 「現状維持だけを考えると会社は衰退する。本業を重視しつつ新規事業にも挑戦していく。人材は企...続きを読む

千葉県・熊谷俊人知事に聞く/防災体制強化と産業誘致に注力/建設業の人材確保も [2021年6月16日5面]

 千葉県の熊谷俊人知事が日刊建設工業新聞社の取材に応じ、災害対策やインフラ整備の方針を語った。災害時の情報収集体制を整え、広域幹線道路と沿線の整備にも気を配る。注目度が高い洋上風力発電は銚子市沖での事業化に期待する。プロジェクトや災害対応を支える建設業の人材確保・育成も重要な課題と捉える。
 --2019年の台風、豪雨を踏まえた防災面の取り組みは。
 「19年の災害はさまざまな課題を浮き彫りに...続きを読む

東大名誉教授・高橋裕氏が死去/幅広い分野で土木に貢献、流域治水の礎築く [2021年6月15日1面]

 河川工学が専門で流域治水の礎を築いた高橋裕(たかはし・ゆたか)東京大学名誉教授が5月26日に死去した。94歳だった。葬儀は近親者で済ませた。有志によるお別れの会が検討されている。
 1927年に静岡県で生まれ、55年に東大大学院(旧制)研究奨学生課程を修了。東大や芝浦工業大学で教授を務めた。数多くの水害被災地を回り、都市化の影響を研究。構造物だけに頼るのではなく、遊水池などを含めた流域管理によ...続きを読む

新会長/土木学会・谷口博昭氏/インフラの必要投資額提言 [2021年6月15日1面]

 土木学会の第109代会長に就任した。コロナ禍で社会環境が激変。停滞する日本経済の再興に向け「インフラの在り方の転換が必要」と強調する。国民の安全安心や経済成長につながる効率的な整備や予防保全を意識したインフラの全体俯瞰(ふかん)図づくりに乗り出す。「ビッグピクチャー」と称し、「未来に夢や希望の持てるプロジェクトを盛り込む」と意気込む。
 --現状認識を。
 「わが国は『失われた30年』と称さ...続きを読む

新井組/社長に馬場公勝取締役就任 [2021年6月15日1面]

 新井組は14日に開いた取締役会で、馬場公勝取締役兼執行役員が同日付で社長に昇格する人事を決めた。前社長の倉元正史氏が10日に死去した。
 馬場 公勝氏(ばば・ひろかつ)1984年宮崎大学工学部土木工学科卒業、新井組入社。2016年執行役員東京支店副支店長兼土木本部副本部長、18年同東京支店長兼土木本部副本部長、20年取締役兼執行役員土木本部長。佐賀県出身、60歳。

凜/東京都建設局道路管理部安全施設課統括課長代理(施設計画担当)・中村里絵さん [2021年6月14日10面]

 ◇尊敬する先輩たちのように
 大学時代、先輩たちが書いた土木分野の卒業論文を読み、社会基盤整備に貢献したいと考えるようになった。幅広い業務内容や大規模な財政基盤を持ち、「いろいろな事業ができそう」な東京都に魅力を感じ、試験を受けた。
 入庁して最初に配属されたのは交通局。都営地下鉄大江戸線の建設に携わった。6年目に建設局へ異動。本庁に勤務し建設事務所、建設事務所から本庁と何度か職場は移ったが...続きを読む

凜/大林道路大阪支店大阪中央営業所・久冨唯さん/伝え方を模索する日々 [2021年6月7日12面]

 今月に始まる電線共同溝の工事で初めて現場代理人を務める。工期は約1年。警備会社も含め総勢15人程度のメンバーで工事に当たる。昨年から元請として受注した公共工事に携わるようになった。現場代理人の経験はキャリア形成で大きな節目。「現場の代表責任者になる立場。責任は大きい」と気を引き締める。
 2017年に入社し、これまで主に外構工事や造成工事の現場に携わってきた。現場で痛感するのは「伝えることの難...続きを読む

東レ建設/新社長に角川政信氏内定/6月25日就任予定 [2021年6月4日3面]

 東レ建設(大阪市北区)は3日、水道機工社長の角川政信氏を新社長に迎える人事を内定した。25日に開く定時株主総会後の取締役会で正式決定する。冨山元行社長は相談役に就く。
 角川 政信氏(かどかわ・まさのぶ)1980年大阪大学基礎工学部機械工学科卒、東レ入社。2011年東レ・プレシジョン社長、14年水道機工代表取締役副社長、15年同社長。福井県出身、63歳。