人事・動静

凜/藤工業・柴田実里さん、新妻鋼業・藤田芹香さん [2021年5月31日12面]

 ◇2人の1級鉄筋技能士誕生
 東京都鉄筋技能推進協議会が実施している「鉄筋技能士」検定で、2人の女性1級鉄筋技能士(組み立て作業)が誕生した。女性の1級取得者は過去20年を見ても数人しかおらず、「2人も合格したのは異例」という。
 合格したのは新妻鋼業の藤田芹香さん=写真左=と藤工業の柴田実里さん。藤田さんは工業高校の建築科を卒業し、RC造の大きな建物が造りたいと思い同社に入社。すぐ現場に出...続きを読む

旭日重光章を受章した建築家・伊東豊雄氏/「しなやかな建築」目指す [2021年5月26日2面]

 地方を中心に数々の公共建築に携わってきた。2011年3月に発生した東日本大震災では被災地復興に尽力したのが高く評価されたと認識している。
 東京大学の建築学科に進学し、3年次にオープンデスク(実務体験)で菊竹清訓さん(1928~2011年)の事務所を訪れた。30代という若さで既に頭角を現していた菊竹さんは、生物が新陳代謝する様子を設計に落とし込んだ「メタボリズム理論」の第一人者。その人柄と建築...続きを読む

政府/道路など4社の会長・社長人事了解/首都高速会社社長に前田信弘氏 [2021年5月24日1面]

 政府は21日の閣議で、首都高速道路会社の社長に元東京都副知事の前田信弘代表取締役専務執行役員が就く人事を了解した。東京メトロの本田勝代表取締役会長と山村明義社長、成田国際空港会社の田村明比古社長、新関西国際空港会社の千代幹也社長の再任も決めた。いずれも6月下旬に開かれる各社の株主総会を経て正式決定。各社からの認可申請に基づき国土交通大臣が認可する。
 新社長の経歴は次の通り。
 【首都高速道...続きを読む

凜/日本建設業連合会環境部長・天川紀子さん [2021年5月24日10面]

 ◇迷ったら原点に返る
 4月から環境部の部長を務める。日本建設業連合会(日建連)で女性部長は経理部、総務部に続いて3人目。事業部門では初の女性部長誕生となる。「部長になっても仕事に対する気持ちは変わらない」が、部内の息の合ったコミュニケーションをこれまで以上に心掛ける。
 日建連では総務部を経験後、環境部に異動。「気が付いたら建設廃棄物のとりこになっていた」と振り返る。建設副産物対策や温室効...続きを読む

新会長/日本建設業連合会・宮本洋一氏/業界変革へドライブかける [2021年5月21日1面]

 日本建設業連合会(日建連)発足10年の節目に会長就任となった。DX(デジタルトランスフォーメーション)やカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量の実質ゼロ)への対応など、業界を取り巻く環境は激変。「ニューノーマル(新常態)に向け、まさに変革の時だ。さらにドライブをかける必要がある」と気を引き締める。
 --重点課題を。
 「三つの柱がある。一つ目は公共事業をはじめとする建設事業を着実に実行し...続きを読む

凜/国土交通省大臣官房広報課報道第三係長・佐藤七海さん [2021年5月17日14面]

 ◇つなぐ思いを大切に
 高校2年生の時、修学旅行で新潟県へ出発する前日に中越地震が発生した。新幹線の脱線や土砂崩れなど災害の惨状にショックを受け、民泊体験をするはずだった家族を心配することしかできなかった。自助と公助で最も大きな力は公助と感じ防災を初めて意識。テックフォース(緊急災害対策派遣隊)活動やインフラの応急復旧などに携わる国土交通省に入った。
 3年目に配属された水管理・国土保全局防...続きを読む

東鉄工業/社長に前川忠生氏(JR東日本副社長)内定/6月24日就任 [2021年5月17日1面]

 東鉄工業は14日、6月24日付で社長にJR東日本の前川忠生代表取締役副社長を迎える人事を内定した。6月24日開催予定の定時株主総会後の取締役会で正式決定する。柳下尚道社長は代表権のない会長に就く。
 前川 忠生氏(まえかわ・ただお)1981年東京大学工学部土木工学科卒、日本国有鉄道(現JR東日本)入社。2015年常務執行役員鉄道事業本部副本部長、16年常務東京支社長、19年代表取締役副社長鉄道...続きを読む

住友大阪セメント/社長に諸橋央典取締役昇格/6月29日就任 [2021年5月14日1面]

 住友大阪セメントは13日、6月29日付で諸橋央典取締役兼常務執行役員が社長に昇格する人事を内定した。6月29日開催予定の定時株主総会後の取締役会で正式決定する。関根福一社長は代表権のない会長に就く。 =3面に関連記事
 諸橋 央典氏(もろはし・ひろつね)1982年千葉大学人文学部法経学科卒、住友大阪セメント入社。2010年名古屋支店長、12年大阪支店長、13年執行役員、16年東京支店長、17年...続きを読む

住友電設/社長に谷信副社長昇格/6月1日就任 [2021年5月12日1面]

 住友電設は11日に開いた取締役会で、谷信代表取締役副社長執行役員が6月1日付で社長に昇格する人事を決定した。新しい経営体制で2020年度から5カ年の新中期経営計画で掲げた目標達成を目指す。坂崎全男社長は代表権のある会長に就く。
 谷 信氏(たに・まこと)1980年山口大学経済学部卒、住友電気工業入社。2008年執行役員、14年常務、17年代表取締役専務、19年住友電設代表取締役副社長執行役員。...続きを読む

建築家・内田祥哉氏が死去/建築構法・生産システム確立に功績、後進育成にも注力 [2021年5月11日1面]

 戦後日本の建築界をけん引してきた建築家の内田祥哉(うちだ・よしちか)氏(東京大学名誉教授)が3日に死去した。96歳だった。葬儀は近親者で済ませた。東大教授として建築構法や建築生産システムの在り方を社会に提示。後進の育成にも力を注いだ。建築家やゼネコンの経営者ら、後に業界で活躍する学生が内田研究室で建築を学んだ。
 建築学者で東京帝国大学(現東大)総長を務めた内田祥三(1885~1972年)の次...続きを読む

凜/新菱冷熱工業都市環境事業部技術二部技術一課主務・日比野菜穂さん [2021年5月10日12面]

 ◇家族に自慢できる仕事を
 入社して5年目。地域冷暖房システムをメインに設計・施工を担当している。設備業界で働く父親の背中を見て育ち、小さい頃から建設業は身近な存在だった。「この建物の設備に携わったんだよ」。うれしそうに話す父親の姿が心に残り、建設業界に興味を持つようになった。「父のように家族に自慢ができる仕事をする」のが今の目標だ。
 入社後は地域冷暖房システムの改修や更新工事の設計、コミ...続きを読む

ユアテック/社長に太田良治副社長昇格/6月24日就任 [2021年4月28日1面]

 ユアテックは27日に開いた取締役会で、太田良治代表取締役副社長執行役員が社長に昇格する人事を内定した。6月24日開催予定の定時株主総会後の取締役会で正式に決定する。経営体制をより強化し、成長戦略で掲げた目標の達成を目指す。佐竹勤社長は代表権のある会長に就く。
 太田 良治氏(おおた・よしはる)1978年明治大学工学部電気工学科卒、東北電気工事(現ユアテック)入社。2011年執行役員営業本部電気...続きを読む

凜/千葉市公園建設課・三部早紀さん [2021年4月26日14面]

 ◇造園の知識生かし早く一人前に
 今の仕事に就いたのは「公務員だからというより緑に携わる仕事がしたかった」から。子どものころよく遊んだ緑地に桑の林があり、散歩の時に父親が「桑の実は食べられる」などいろいろなことを教えてくれた。話を聞いているうちに、自然と植物に興味を持つようになった。大学に進学する時、「仕事にするなら好きなことをやりたい」と農業大学を選んだ。
 大学で造園を学び、風景学から富...続きを読む

日本工営/社長に新屋浩明取締役昇格/7月1日就任 [2021年4月13日1面]

 日本工営は12日、新屋浩明取締役兼専務執行役員が7月1日付で社長に昇格する人事を発表した。同月からスタートする長期経営戦略と中期経営計画の目標達成を見据え、新しい経営体制で事業構造の変革を加速。経営環境の変化に柔軟に対応し業容拡大を図る。有元龍一社長は代表権のない会長に就く。
 新屋 浩明氏(しんや・ひろあき)1985年東北大学大学院理学研究科地学専攻修了、日本工営入社。2013年コンサルタン...続きを読む

凜/東京・世田谷区庁舎整備担当部長・佐藤絵里さん [2021年4月12日18面]

 ◇愛着ある庁舎と前へ
 地域特性を生かした建築を理想に大学院で熱環境の研究に取り組んだ。街が形成されていく現場に関心を持つようになり、さまざまな街の顔を持つ世田谷区の採用試験を受けた。建築家・前川國男(1905~86年)が設計した思想あるたたずまいの庁舎も魅力だった。
 業務に対する考え方が変わったのは国土交通省への出向がきっかけ。国の立場で見ると地方の実態はどうしても見えにくい。基礎自治体...続きを読む