論説・コラム

回転窓/東京・大阪・名古屋のココが違う! [2015年10月14日1面]

 2年前に本紙で好評発売中と紹介した本の続編が発刊され、早速読んでみた。『続ココが違う! 東京 大阪 名古屋 あなたはどこまで知っていますか?!』(文芸社)がそれで、前作に続いて各都市の良さと違いがよく分かって面白い▼例えば家庭で使う灯油用ポリタンクの色。関東に生まれ育った人なら〈赤〉と信じて疑わないだろうが、大阪では〈青〉がほとんど。〈青〉が多く〈赤〉も少し販売されているのが名古屋で、その由来に...続きを読む

回転窓/日本の高齢化対策の知見 [2015年10月13日1面]

 「高齢化社会」と「高齢社会」。人口に占める65歳以上の割合によってこの二つの言葉が使い分けられると知人に教わった▼65歳以上の割合が7%を超えると「高齢化社会」、14%超になると「高齢社会」、21%超で「超高齢化社会」。日本は2007年に21・5%となり、超高齢化社会に突入した。知人によると、この高齢化率が速いほど、社会や経済に与える影響が大きくなるという▼日本は、7%から14%へ移行するまでの...続きを読む

建設業「命」の現場で・5/第1章・被災地にて/そこにある違和感 [2015年10月13日12面]

 2013年元旦。記者の元に1通の年賀状が届いた。
 「採用されると、4月から(福島県の)浜通りの市町村で勤務することになります。どれだけお役に立てるのかおぼつかないのですが、最善の努力をするつもりです」。差出人は、元建設省(現国土交通省)河川局長の尾田栄章。1995年の阪神大震災では現地対策本部に詰めて対応に当たった。河川分野を軸に防災や環境に造詣が深く、退官後は国連の「水と衛生に関する諮問委...続きを読む

横浜建協/横浜ケンジローが女子高生にお願い/ゆるキャラGP上位進出狙う [2015年10月13日5面]

 横浜建設業協会(土志田領司会長)で非常勤広報担当を務める協会のマスコットキャラクター「横浜ケンジロー」が9日朝、横浜市中区のJR根岸線石川町駅前に立ち、登校中の女子高生らにキャラクターグッズを配ってゆるキャラグランプリへの投票を呼び掛けた=写真。横浜建協の根本雄一新規事業拡大特別委員会委員長を中心に展開しているケンジローPR活動の一環。横浜市内の区民祭りや協会のイベントなどに積極的に参加し、キャ...続きを読む

回転窓/庶民感覚忘れずに [2015年10月9日1面]

 夏目漱石が大正3年に学習院大学で行った講演録に「立派な先生に接している諸君が、私のようなものの講演をお聞きになろうというのは、美食に飽いた結果、目黒の秋刀魚(サンマ)が一寸味わって見たくなったのではないか」とある▼「目黒の秋刀魚」はよく知られた落語の演目。江戸・目黒で庶民の食べる焼きサンマのおいしさに感動した殿様が、別の日に蒸されたまずいサンマを出され、仕入れ先が日本橋魚河岸と分かると「サンマは...続きを読む

回転窓/地域の味方になれ [2015年10月8日1面]

 17年前、駆け出し記者のころに取材していた東京都新宿区の西富久地区再開発事業。先月竣工した再開発ビルの報道機関向け内覧会で久しぶりに現地を訪れ、その変貌に驚かされた▼見覚えのある周囲の街並みの中に超高層ビルがそびえ立つ。その足元には、当時の計画案に盛り込まれていた地権者用の一戸建て風のペントハウスが建ち並ぶ▼バブル崩壊の象徴として知られた西富久地区。地上げの影響を受け、塩漬けの土地が虫食い状に残...続きを読む

回転窓/大工3人の異色バンドに期待 [2015年10月7日1面]

 ゴルフ、読書、音楽、ランニング-。これまでに取材先の方から聞いた趣味で多かったのがこれら。詳細に数えたわけではないが、ジャンルは違えど、どなたも趣味の話になると表情が和らぐのは共通する▼建設業界からあるロックバンドがデビューする。バンド名は「03BAND(ゼロサンバンド)」。現役の大工3人で構成。11月3日に音楽事務所のCITY WAVEから「夕焼けの詞」をリリースする予定だ▼メンバーは古澤正一...続きを読む

回転窓/引き際の難しさ [2015年10月6日1面]

 テレビのプロ野球中継など普段は見たことがないにもかかわらず、この時期、新聞のスポーツ面などに自然と目が行く。引退、戦力外通告、退団してなおも現役続行…。選手の進退を伝えるそんなニュースが載るからだ▼サラリーマンと違い、プロスポーツは真に実力だけが物を言う世界。生き馬の目を抜く激しい競争の中、隙があれば直ちに蹴落とされる。しかも、メディアに取り上げられてなんぼの人気稼業である▼限界か、まだ頑張れる...続きを読む

建設業「命」の現場で・4/第1章・被災地にて/「当たり前」を貫く [2015年10月6日12面]

 東日本大震災の復旧・復興で、建設会社は地域を守る使命感を持って働いている。そのことを社会はどこまで理解しているのだろうか。
 「『お金をもらうのだから当然』と思っている市民も多い。本当に感謝しているのは、ごく一部のような気がする」。宮城県気仙沼市の建設会社、小野良組の社長・小泉進はそんな認識を示す。本音だが、卑下やいら立ちではない。「市民が思う“当たり前”と、われわれがやっている“当たり前”は...続きを読む

舞台「頑張れ!けんせつ小町」上演/日建連が特別協賛/11公演で1500人動員 [2015年10月6日2面]

 建設現場での女性技術者・技能者の活躍を描いた舞台「頑張れ!けんせつ小町 おはようございます!」が9月29日~10月4日に東京都中央区の築地ブディストホールで上演され=写真、全11公演で約1500人を動員した。建設技能労働者の魅力などを発信している「建設マン.com」(山本勇一代表)が総合プロデュース・監修を手掛け、日本建設業連合会(日建連、中村満義会長)が特別協賛した。
 登場する新人現場監督...続きを読む

回転窓/ラグビーW杯開催国の責任 [2015年10月5日1面]

 あの日から、日本国内のラグビー人気に陰りが生じた。1995年6月4日。ラグビーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本がニュージーランドに145対17で大敗した日だ▼既に決勝トーナメント進出を決め、控え選手主体の相手に実力差を見せつけられた。その大会でニュージーランドと激闘の末、優勝を遂げたのが南アだ▼南アにも、アパルトヘイト政策で国際試合に出られぬ低迷時代があった。一変させたのは大統領だっ...続きを読む

回転窓/地域の守り手続けるには [2015年10月2日1面]

 地域の建設業で働く人の数は、警察と消防に従事する人の10倍以上といわれる。普段はインフラの整備や維持管理などに従事しながら、災害が起きれば、真っ先に現場に駆け付ける▼「皆さんが汗水垂らして働いてくれるからこそ、(災害時に)警察や消防も活躍することができる」。佐藤信秋参院議員は最近、業界関係者が集まる場で、こうしたことを繰り返し訴えている▼11年3月の東日本大震災後も、日本列島は豪雨や噴火など自然...続きを読む

回転窓/道路公団民営化10年 [2015年10月1日1面]

 旧道路4公団が民営化されて、きょうで10年となる。「無駄な投資が多過ぎる」。当時、政府の道路関係四公団民営化推進委員会では、こうした厳しい声が相次いだ。改革を叫ぶ小泉政権を支持する世論も相まって、コスト縮減こそが正義というような流れが噴出した時期だった▼民営化以降、有利子負債は減り、整備費の削減やサービスエリアの充実など効果が表れている。東日本大震災で減少した観光客の呼び込みを後押しするために、...続きを読む

回転窓/山の再生に必要なのは [2015年9月30日1面]

 一時は2割を切るまでに下がっていた日本の木材自給率が、上昇傾向にあるそうだ。林野庁の集計では2014年の自給率は27年ぶりに3割台を回復したようだという▼1950年代の90%台には遠く及ばないが、最低だった2000年の18・15%に比べれば大幅な上昇。世界有数の森林大国としてはまだまだ不満の残る数字だが、まずは朗報といってよいだろう▼ただし、木材自給率は国内の木材供給量に占める国産材の割合。全体...続きを読む

建設業「命」の現場で・3/第1章・被災地にて [2015年9月29日12面]

 ◇誤指示は人を殺す-安全にこだわる理由
 「復興のためにせっかく来てもらっていて、けがをするようではばかばかしい。建設現場は危険を伴わざるを得ないが、工夫すれば安全に作業できる。最終的には、ルールをどう分からせて、守らせるかに尽きる」。宮城県女川町の復興工事を担う鹿島・オオバJVで、派遣職員の立場から安全管理を担当している原吉憲はそう話す。
 ついのすみかにしようと東京から女川に移住し、東日...続きを読む
インフラ・ビジネス最前線―ODAの戦略的活用
 途上国や新興国で日本の民間企業が行うイ...続きを読む
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む