中国地方でも気候変動による自然災害の激甚・頻発化、インフラストックの老朽化対策が重要となる中、その整備や維持管理を担い、災害時には地域の守り手となる建設業界は、高齢化の進行、若手入職者の不足などから、担い手の確保・育成、生産性の向上が急務となっている。中国地方整備局ではその対策として、さまざまな取り組みを官民一体となって推進しているところだ。ここでは、本年度の入札・契約への対応方針、今年3月に策定した「中国地方整備局インフラDX(デジタルトランスフォーメーション)推進計画2022」の概要について紹介する。