東京ミッドタウン八重洲完成 一部商業施設、バスターミナル9月17日先行オープン

2022年9月16日 特集

文字サイズ

 三井不動産が参加組合の一員として、東京都中央区のJR東京駅八重洲口前で開発を進めていた「東京ミッドタウン八重洲」(八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業)が完成した。同社が展開する大型複合施設ブランド「東京ミッドタウン」シリーズとしては「東京ミッドタウン」「東京ミッドタウン日比谷」に続く3カ所目。9月17日、地下1階の13店舗と地下2階「バスターミナル東京八重洲」(第1期)が先行オープンする。地下4階地上45階建ての八重洲セントラルタワーと、地下2階地上7階建ての八重洲セントラルスクエアで構成し、総延べ約29万m2の大規模プロジェクト。事務所と店舗、ホテル、区域内にあった区立城東小学校の新校舎、バスターミナルなどが入る。八重洲エリアで進む再開発事業の皮切りとなるプロジェクトで、東京駅東側エリアのにぎわい創出を目指す。
基本設計・監理は日本設計、実施設計は日本設計と竹中工務店。施工は竹中工務店が担当した。マスターアーキテクトは、米デザイン事務所のピカード・チルトンが手がけた。グランドオープンは2023年3月を予定している。