前田道路の創業100周年を祝う同社本店祝賀会が10日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。今泉保彦社長ら役職員やその家族、来賓としてインフロニア・ホールディングス(HD)の岐部一誠社長や前田建設の前田操治社長ら計約900人が出席。今泉社長は役職員を支えてきた家族や来賓らに感謝の意を表明し、次なる100年に向けさらなる成長を目指していく決意を新たにした=写真。
冒頭、創業から現在まで歩んできた歴史を紹介する特別ムービーを放映。続いて今泉社長は「道路の造り手、守り手であるわれわれが国民生活の基盤を根底から支えているという自負と誇りを忘れないでほしい。現状に満足せず常に高い目標に挑戦することで次の100年も世の中から必要とされる会社に大きく成長しているだろう。皆さまと(新たな経営理念である)『ともに、未来につづく道を』歩んでいくことを誓う」とあいさつした。
岐部社長は来賓あいさつで「前田道路が築き上げてこられた100年の歴史は大きな誇りだ。道路インフラの発展に多大に貢献され信頼と努力を積み重ねてこられた。これからもインフロニアHDの中核として活躍していただくことを大いに期待している」と祝辞を述べた。
式典では100周年ムービーを制作したフィルムディレクターの水谷明希監督も祝辞を述べた。2026年1月に作業服と事務服を刷新する予定も報告した。