東金町一丁目西地区再開発(東京都葛飾区)/I期部分が竣工/施工はフジタ

2025年7月15日 工事・計画 [4面]

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 東金町一丁目西地区市街地再開発組合(東京都葛飾区)が建設していた複合施設「クロス金町」のI期部分が14日竣工した。商業施設「MARK IS(マークイズ)葛飾かなまち」と自動車教習所、地下駐輪場が入る。設計を佐藤総合計画、施工はフジタが担当。商業施設は9月3日開業する。同組合はII期部分として住宅棟などの建設を続け、2030年11月の竣工を目指す。建物は延べ16万平方メートルの規模になる。
 建設地は東金町1の3700(地名地番、敷地面積2万4755平方メートル)。JR金町駅の北側に位置する。
 今回竣工したI期部分はS造地下1階地上5階建て。1階にスーパーマーケットやドラッグストア、2階には家電量販店などの専門店が入る。3階はゲームセンターやフードコート。4階以上は主に、再開発エリアに立地していた金町自動車教習所が利用する。教習所と地下駐輪場は8月1日にオープンする。
 II期部分は商業棟と住宅棟で構成する。商業棟はS造地下1階地上4階建て、住宅棟はRC造地下1階地上40階建て。I期部分とII期部分を合わせると、施設は総延べ15万9310平方メートルの規模になる。
 組合には参加組合員として三菱地所と三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャルの3社が参画している。