2025関西の鉄道企画

2025年9月25日 特集

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 長年にわたって京阪電気鉄道の鉄道施設整備に携わり、6月に京阪ホールディングス(HD)社長に就任した平川良浩氏は、グループ一体となった地域開発戦略を描く。近年も枚方市駅をはじめ主要駅前の再開発や、ステーションワン淀屋橋に代表される都心複合拠点の整備など沿線街づくりで着実に実績を重ねている。大型案件となる三条駅前プロジェクトが動き出し、中之島線延伸も計画が大きく前進するなど、同社を取り巻く事業環境は追い風となっている。鉄道事業と不動産事業を最大限に相乗し、沿線価値の向上を図る平川社長に重要プロジェクトの進捗状況や今後のビジョンなどについて聞いた。