ナカノフドー建設のシンガポール現地法人・ナカノシンガポール(片岡清社長)が創立50周年を迎えた。記念式典を7日に現地のホテルで開き、節目の到来を盛大に祝った。ナカノフドー建設の大島義和名誉会長や飯塚隆社長、現法社員と家族ら計163人が出席。16人の永年勤続者を表彰するとともに、100周年に向けさらなる成長を誓い合った。
冒頭、飯塚社長は現法社員に「シンガポールの発展に貢献しハイレベルな建築プロジェクトを数多く手掛けてきた。これまでの成功は皆さんの献身的な努力で築き上げられた」と感謝を伝えた。その上で「次の周年記念でナカノシンガポールがさらに高いレベルの成功を収めていることを楽しみにしている」と呼び掛けた。
続いて片岡社長は「50年間でさまざまな挑戦の歴史があった。これまでの成功は皆の努力とチームワークに支えられてきたからだ」とスタッフの労をねぎらった。BIMを内製化したことにも触れ、引き続き多様な建築プロジェクトに参画していく方針を示した。
ナカノシンガポールは1975年、日系企業の生産拠点施設を皮切りに海外建設事業をスタートした。高級コンドミニアムやデータセンター(DC)など対象を拡大し、ナカノフドー建設の海外事業をけん引する役割を果たしている。










