公共建築協会（藤田伊織会長）などは１１日、第１９回「公共建築賞」の表彰式を東京都中央区の東京証券会館ホールで開いた。佐々木紀国土交通副大臣が行政、文化、生活の各施設部門の同賞受賞者に表彰状と銘板を授与した＝写真。特別賞の受賞者には、佐藤由美国土交通省官房官庁営繕部長が表彰状と銘板を手渡した。
　冒頭、藤田会長は「建築の表彰がある中でも格別の評価をいただいている」と受賞者の栄誉をたたえた上で、選考経過を説明した。佐々木副大臣は「いずれも地域の誇りとなる極めて優れた建物。事業者、設計者、施工者、管理運営する関係者に敬意を表す」と祝辞を述べた。審査委員会委員長を務めた和田章東京工業大学名誉教授が受賞した各施設の講評を行い、「すてきな建築が選ばれたらいい。よい建築を造っていってほしい」とあいさつした。表彰式は建築コスト管理システム研究所との共催した。