凜/西日本高速道路エンジニアリング四国技術本部技術部統計分析課長・山下民岐子さん

2026年1月19日 人事・動静 [12面]

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 ◇事務系でも技術開発できる(やましたみきこ)
 2017年に縁があり西日本高速道路四国支社に派遣され、保全サービス統括課で各事務所のデータ集計を任された。大学卒業後にシステムエンジニアとして10年のキャリアを積んだ経験からより効率的な集計システムを提案した。その成果が評価され、上司の勧めもあって18年8月に今の会社の門をたたいた。
 技術本部技術部に配属され、技術論文の英訳を担当。その傍ら点検データを一元管理するシステムの情報から橋梁カルテを自動作成するソフトを制作した。この取り組みが社内の業務改善改革発表会で最優秀賞に輝き、その後もほぼ毎年入賞を続け、西日本高速道路全社でもたびたび表彰された。
 コーポレート部門を経て、技術本部に戻ってからはコンクリート構造物の昼夜点検可能な赤外線調査システムの開発メンバーに加わり、安価なカメラで精度を維持できるアルゴリズムの考案に携わった。受注開始を間近に控え「建築物でも応用できる」と汎用性を強調。システムのドローン搭載に意欲を見せる。
 創業以来初の女性課長だが気負いはない。「女性だから、男性だからという意識はない。自分は事務系で採用されたが技術開発に携わり現場へ出向いている」「集中して取り組みたいものが見つかると成長につながる。そうしたチャレンジができる会社だ」とも。座右の銘は「継続は力なり」。休みの日は昭和レトロな喫茶店巡りでリフレッシュする。
 (やました・みきこ)