凜/三菱電機ビルソリューションズ・遠藤紀夏さん/安心して任せてもらえる存在に

2026年2月9日 人事・動静 [10面]

文字サイズ

 入社5年目の2025年度から、現場代理人としてビルシステム全般の新設・既設工事で施工管理を担っている。流動的に変化する作業工程への対応など、思うようにいかない場面も多い。「最初は戸惑うことばかりだった。その分、自分が少しずつ前に進めている実感もあった」と、初めての現場を振り返る。
 設備の設置環境は現場ごとに大きく異なる。「同じ仕事は一つとしてない。毎日が発見の連続」と語り、前向きな姿勢を見せる。
 ビルの使用者に不便をかけないよう、特に厳格な工程管理が求められる既設工事の現場はプレッシャーが大きい。その分、「やり切ったときの達成感も大きい」と話す。施設によっては、竣工当時の図面や追加設備の情報がすぐにそろわず、現地調査が欠かせない。
 自分が関わった建物が数十年後まで使われ続ける点に責任と誇りを感じ、建築業界への就職を決めた。入社後の2年間は設計部門で基礎を学び、3年目から施工管理部門に異動。「機器が問題なく納まり、無事に稼働した瞬間は、『自分がこの現場を動かした』と実感できる」と語る。
 今後の目標は、「技術力と知識を高め、より難度の高い現場や大規模な現場を任せてもらえるようになる」こと。そして「ゼネコンやサブコンの方から、安心して仕事を任せてもらえる存在になりたい」と、静かな決意をにじませる。
 (三菱電機ビルソリューションズ東日本支社工事総括部空調冷熱・システム工事部工事三課一係)(えんどう のりか)