三機工業の社長に4月1日付で就任する名古屋和宏取締役兼常務執行役員が20日、都内で会見し就任の抱負を語った。社長交代は2020年4月以来6年ぶり。名古屋氏は基本方針として、自ら策定に携わった中期経営計画(25~27年度)で重点テーマに掲げた「深化と共創」を着実に実行すると強調。その上で、良いものを残しつつ時流に適応していく「不変と進化」を重視し、「挑戦する企業風土をいま一度覚醒させたい」と力を込めた。
名古屋氏は不変とするものを「お客さまや協力会社を大切にする姿勢と信頼関係は、今後もしっかり継続する。先人から受け継ぐ『三機スピリッツ』、思いと技術を融合する『三機プライド』といった『三機らしさ』を継承していく」と述べた。「進化」に向けては、M&A(企業の合併・買収)を積極的に進めると表明。海外展開に加え、協力会社を支援する手段としても検討していくとした。
石田博一社長は同日付で代表権のある会長に就く。「25年に創立100周年の節目を迎え業績が順調に推移している。次の100年に向け、バトンを渡すべき転換期と考えた」と体制刷新する背景を説明。「会長として、新社長が思い切った経営判断を下せる環境をつくり、全面的に支えたい」とした。






