九州整備局、九州建専連/香椎工高(福岡市)で出前授業/専門工事業の魅力伝える

2026年2月27日 行政・団体 [12面]

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 九州地方整備局と建設産業専門団体九州地区連合会(九州建専連、宮村博良会長)は26日、専門工事業の魅力を伝える学校キャラバン(出前授業)を福岡市東区の福岡県立香椎工業高校で開始した。27日までに電気科の2年生約80人が、専門工事業5職種の作業を体験。生徒と職人の意見交換も行い、専門工事業の役割について理解を深める。
 26日は37人の生徒が参加。開会に当たり九州建専連の松本一彦理事は「大規模な建築物は完成までに3、4年はかかり、出来上がった時の達成感はほかの産業では味わうことができないと思う。本日の体験を通し、専門工事業への魅力を少しでも感じてほしい」と述べた。
 続けて九州整備局の朝崎豊建設産業調整官が建設業界の現状などを説明。「災害が発生した時にはいち早く現場に駆けつけて、応急対応に当たっている」など、地域生活を支える重要な産業だと話し、職人の処遇改善やICT施工の取り組みなども伝えた。
 作業体験は九州建専連の会員企業の職人が講師となり、5班に分かれて▽足場設置▽鉄筋ガス圧接▽鉄筋結束▽型枠の組み立て▽解体工事用の重機操作-を実践した。九州整備局からは建設DXの取り組み紹介として、ドローンの飛行デモンストレーションや3D点群データの活用に関する説明もあった。