JR東日本が整備してきた「TAKANAWA GATEWAY CITY」が28日、グランドオープンする。「100年先の心豊かな暮らしのための実験場」と位置付け、IC乗車カード「Suica」などを用いた先進的な取り組みを進める。総延べ約84万5000平方メートルに及ぶ国内最大級の開発プロジェクトが施設整備を終え、街として始動する段階に入る。建設中のリニア中央新幹線の新駅や羽田空港に近く、東京都心の「ゲート」となる場所に、新たなにぎわいが生まれる。=1面参照
JR東日本は、2020年に開業した高輪ゲートウェイ駅を皮切りに、車両基地跡の約7万4000平方メートルの敷地を開発してきた。所在地は東京都港区高輪2、芝浦4ほか。地区全体で新技術を積極的に取り入れ、実験都市を生み出すプロジェクトだ。列車位置など同社が持つ情報と、センサーなどで取得する街の情報を融合し、ビッグデータを処理・蓄積する仕組みも整えた。未来都市の構築を目指し、新たなサービスを展開していく。
同日開業するのは▽THE LINKPILLAR2▽MoN Takanawa▽TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE-の3エリア。オフィスや飲食店、ミュージアム、住居などが入る。
25日に新規開業エリアを報道陣らに公開した。既に一部開業していた「ニュウマン高輪」は、新エリアのオープンで系列最大の商業施設となる。クリニックなども入居し近隣住民の利用も見込む。JR東日本は「入場料なしで入れる施設も多い。公園のような存在の街になれば」としている。







