山形市/七日町第1ブロック東地区再開発基本構想策定/総事業費300億円試算

2026年3月26日 工事・計画 [6面]

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 山形市は「七日町第1ブロック東地区市街地再開発基本構想」を策定した。旧大沼跡地と市立病院済生館周辺(区域面積約1ヘクタール)を一体的に再開発する。概略施設計画によると、15階建て延べ約2万1000平方メートルの業務・宿泊、商業・公益施設や7階建て延べ約1万1000平方メートル程度の業務、商業(医療系を含む)系施設、広場(約1500平方メートル)などを計画。概算総事業費は約300億円(税込み)を見込む。今後は再開発準備組合などが主体になり、民間事業者と協調しながら事業を進行する。
 準備組合は4月中に設立する。同組合が基本・実施設計の検討を担う。2026年度末にも基本計画を策定。27年度に設計与条件の整理・検討、28年度は基本設計(約1年)に入る。
 中心市街地の旧大沼から「TAN6 SQUARE(タンロクスクエア)ビル」までの街区を「七日町第1ブロック東地区」と位置付け、市街地再開発の基本構想を検討してきた。敷地面積は7772平方メートル。開発エリアを、A街区(北側)・B街区(中央)・C街区(南側)に分け、導入する機能や施設構成、資金計画を整理する。
 中央のB街区には広場空間を整備。隣接する市立病院済生館で整備予定の広場との一体性、霞城公園までの動線を考慮しながら、憩いの場として人々が滞在する上質な空間を目指す。
 全体工期を分割し、A街区の解体と建物整備を1期、B、C街区の解体と建設は第2期として施工する。本組合を29年度に設立し、約2年の実施設計を経て、31年度から第1期解体工事を開始。準備組合で詳細検討を進め、関係者や誘致企業との協議により施設規模や事業内容を精査するため、スケジュールが変更となる可能性もある。
 「七日町第1ブロック東地区市街地再開発基本構想策定等支援業務」はアール・アイ・エーが担当した。