国土交通省は、建設現場向けの先進的な製品・サービスを提供するスタートアップ企業の技術情報をまとめた「建設系スタートアップ技術カタログ」を新たに作成した。ICTやAI、ロボティクス、データ活用などに関する88件の技術を紹介する。あくまで発注者や施工者に活用してもらうことを念頭に、開発・実証段階ではなく既に使用可能な段階の技術に限って情報を募った。建設現場とスタートアップ企業を橋渡しし、現場の課題解決とイノベーションの好循環を後押しする。
カタログは、ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/tec/tec_fr_000181.html)で公開している。各技術の概要とともに、▽適用条件・範囲や導入コスト▽期待される導入効果(生産性向上など)▽これまでの導入実績や既に導入した建設会社のコメント-などを掲載している。想定する活用段階・工種などから、有用な技術を検索する機能も付いている。
現場作業の生産性向上や安全対策などに活用できる技術だけでなく、現場に付随する事務作業の省力化や、現場従事者の求人・教育などに有効なシステムの紹介もある。各技術は設立15年目以内の企業を対象に任意で応募してもらった。定期的に更新し、掲載技術を充実させる。
国交省は「建設技術研究開発助成制度」や「SBIRフェーズ3基金事業(中小企業イノベーション創出推進事業)」を通じ、スタートアップ企業の先進的な技術開発・実証を支援してきた。カタログは開発された技術をPRする目的がある。







