登戸駅前地区再開発(川崎市多摩区)/38階建て複合施設、前田建設JVで着工/組合

2026年3月31日 工事・計画 [5面]

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 川崎市多摩区の登戸駅前地区市街地再開発組合(井出正文理事長)は30日、JR・小田急登戸駅前で計画する再開発施設の建設工事に着手したと発表した。19日に川崎市から権利変換計画の認可を取得した。38階建て延べ約6・5万平方メートルの住宅・店舗など複合ビルを建設する。再開発施設の基本設計は東急設計コンサルタント、実施設計と工事監理はINA新建築研究所・前田建設JV、歩行者デッキの設計はネイ&パートナーズジャパン。施工は前田建設・大末建設JVが担当する。竣工は2029年度の予定。参加組合員として東急不動産、小田急不動産、東急の3社が参画している。
 事業名称は「登戸駅前地区第一種市街地再開発事業」。建設地は登戸90街区の一部(川崎市計画事業登戸土地区画整理事業区域内)。敷地面積は約5950平方メートル。建物はRC一部S造地下1階地上38階建て延べ6万4800平方メートル。高さは約140メートル。用途は住宅、店舗、子育て支援施設、駐輪場など。
 再開発施設は駅と2階部分をフラットにアクセスする歩行者デッキを整備し、利便性や回遊性を高める。にぎわいの核となる商業機能や広場、観光支援機能、子育て支援機能などを備えることで、多世代・多様なライフスタイルに対応した魅力ある駅前拠点の形成を図るとしている。