名古屋市は30日、「名古屋駅東側駅前広場デザイン計画」と「名古屋駅西地区まちづくり方針」を策定した。東側広場は高い機能性と独自の魅力・風格を兼ね備えた超近代(ウルトラモダン)な空間へ再編。駅西地区は懐かしさと新しさの共存(レトロモダン)をまちの将来像として示した。
東側広場はロータリーを廃止し、広場をロータリー中央のモニュメントがあった場所まで拡大する。タクシーと一般車が共有している乗降スペースを分離し、北側にタクシースペース、南側に一般車スペースを設ける。駅出口から自動車乗降スペース付近までは大屋根を設置。JPタワー名古屋、JRゲートタワーから名鉄まで、2階レベルでの連続した南北動線を形成するためのデッキの設置も検討する。
駅西地区のまちづくり方針は、駅前広場を含む地区を「拠点エリア」、広場から南部を「にぎわいエリア」、北部を「ビジネス交流エリア」、西部の名古屋駅西銀座通商店街を「沿道ふれあいエリア」と設定し、各地区の個性を生かしたまちづくりを進める。
拠点エリアに含まれるリニア駅上部空間の活用では、広場を整備する。東から▽エントランスエリア▽にぎわいエリア▽憩い・散策エリア▽憩いエリア-の四つのエリアに分ける。柳瀬通より西は住宅街や椿神明社と調和した緑あふれる空間を、東はイベントなどにより楽しめるにぎわいのある空間を形成する。
駅前広場は名古屋駅のにぎわいを西側のまちに波及させる「回遊の起点」として整備。バス・タクシー乗り場に加えて、SRT(路面公共交通システム)乗降・待合空間の設置も検討する。






