大阪広域環境施設組合/一廃処理基本計画を改定/29~37年度に4工場で基幹改良

2026年4月22日 工事・計画 [10面]

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 大阪市と大阪府八尾市、松原市、守口市で構成する大阪広域環境施設組合は3月、一般廃棄物処理基本計画を6年ぶりに改定した。計画期間は2026~38年度の13年間。現在、建て替え工事中の鶴見工場(大阪市鶴見区)の竣工後、29~37年度にごみ焼却工場4施設で基幹改良工事を行う。38年度から、最大処理能力を持つ平野工場(同平野区)を建て替える。
 29~30年度に、西淀工場(同西淀川区)の延命化を目的に、主要設備の大規模更新などを行う基幹改良工事を実施する。施設規模は日量300トン×2基。大規模災害発生時に1~3メートルの浸水が想定されているため、1階にあるプラットフォームの浸水対策なども必要となる。
 組合は同工場基幹改良事業の発注支援業務の委託先を選定するため、26年度第2四半期に公募型プロポーザルを実施予定。26年度予算に委託費など2937万5000円を計上し、27年度の債務負担3148万円を設定した。
 続いて31~33年度に舞洲工場(同此花区、450トン×2基)、34~35年度に八尾工場(八尾市、300トン×2基)、36~37年度に東淀工場(大阪市東淀川区、200トン×2基)の基幹改良工事を実施。38年度に平野工場(同平野区、450トン×2基)の建て替えに着手する予定だ。
 組合は国の「ごみ処理基本計画策定指針」に沿って約5年ごとに計画を見直しており、前回は20年3月に改定した。その後の社会経済活動活性化などにより、ごみ減量が進んでいないことなどを踏まえ、今回の改定を行った。前計画では西淀、八尾工場の再整備を並行して進めるとしていた29~30年度に、7工場全体の処理余力が3%まで低下する見込みとなったことから、西淀工場を建て替えから基幹改良工事に変更。両工場の整備時期をずらすこととした。