前田道路/健康経営優良法人に選定/多様なWLB施策を展開

2026年4月23日 企業・経営 [1面]

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 前田道路が「健康経営優良法人2026」の大規模法人部門に選定された。2025年度に提唱した完全週休2日を全部門で達成し、定期健康診断受診率100%の維持などが評価された。引き続き社員一人一人の事情に最大限配慮したワーク・ライフ・バランス(WLB)を応援し、挑戦意欲を高め働きがいのある職場づくりにまい進していく。
 健康経営優良法人は、経済産業省が16年度に創設し、日本健康会議が運用する認定制度。社員の心身の健康管理・増進や快適な職場づくりを評価する。
 同社は、女性活躍推進法や次世代育成支援対策推進法に基づく「えるぼし」「トライくるみん」に続き健康経営優良法人として認定された。
 佐藤祐胤執行役員管理本部人事部長は「当社は人を経営の基軸とし、10年先を見据えた『人づくり』を推進している」と述べ、「建設業界で一歩先を進んでいる」と自負する多様なWLB施策を展開している。
 「最も大きな取り組みだった」と振り返るのが土日を基本とする完全週休2日の達成。工事・製品・内勤の全部門で全社員が達成した。さらに「健康にも力を入れている」として、一般健康診断で35歳以上の肺のCTとMRI検査などを無料にしている。
 メンタルケアにも気を配り、本社から管理部門の担当部長らが支店に出向いて相談に応じている。全体のバランスを考慮し、希望する部署への配属などをできる限り実現している。
 佐藤氏は「社員の満足度をさらに上げたい」と訴える。手厚い家族向けの支援策を単身者向けにも展開できるよう検討する。