鹿島アントラーズ・エフ・シー(茨城県鹿嶋市、小泉文明社長)と茨城県潮来市は、サッカーJ1・鹿島アントラーズのクラブハウス再整備に向けた検討を始めたと22日に発表した。再整備は潮来市が提案。条件などを精査し、実現可能性を探る。同社は現クラブハウスがある鹿嶋市と「協議の場を設け、誠意を持って対話を重ねる。最適な在り方を模索」する考えを示した。最終的な事業実施の判断は2027年2月ごろを予定する。
現クラブハウス(鹿嶋市粟生東山2887)は完成から30年以上が経過し、老朽化している。同社によると、トップチームとアカデミー(育成組織)の練習拠点を集約する考え。現敷地はスペースの確保が困難だという。
同社は「具体的な協議を開始するもので、移転の最終決定ではない」と説明。「鹿嶋市などホームタウン5市と共に、これからも変わらず歩み続けていく方針に揺るぎはない」との考えを強調した。
再整備が具体化した場合、施設は潮来市が主体となって整備する。計画地は同市が策定した「地域連携拠点整備基本構想」でスポーツ・にぎわい施設ゾーンに設定した約14ヘクタールの区域。東関東自動車道(東関道)潮来ICの周辺を想定する。管理棟やサッカーコート、フットサルコート、ハーフコートなどを構想。PPP/PFI手法を前提に、官民連携の整備を検討していく。
27年度にかけて基本計画を策定したい考え。28年度以降、整備に向けた設計、建設に着手。整備完了は31年度を予定している。現クラブハウスの今後の活用も検討する。
原浩道潮来市長は「鹿嶋市をはじめとするホームタウン各市と連携し、より良い拠点の整備に努めていく」とコメントした。






