ESR(東京都港区、スチュアート・ギブソン代表取締役)が佐賀県基山町で開発したマルチテナント型物流施設「ESR基山町ディストリビューションセンター」が完成した。佐賀県初、九州地方2物件目となる施設の開発となった。 九州全域への配送を網羅できる場所に立つ4階建ての施設は、最大8テナントまで分割が可能。床荷重は1階が2・5トン/平方メートル、2~4階が1・5トン/平方メートルとし、物流運営の効率性と汎用(はんよう)性を重視した設計とした。 半導体などの温度管理商材用定温庫に対応可能な受変電・幹線実装区画を設けるほか、駐車場エリアには需要が高まっているスプレー、香水、リチウムイオン電池などを保管できる危険物倉庫の将来対応を可能とするなど、エリア特性にふさわしいスペックを備えている。 ワーカー用に十分な駐車場スペースを完備。公共交通機関を使った通勤も可能な立地であり、人材確保面での優位性もある。また、快適で安全な職場環境を整え、フリーWi-Fi完備の共用ラウンジを設けるほか、ドライバー専用の休憩室も確保している。 BCP(事業継続計画)対策では、非常用自家発電機や防災センター機能も整備するなどして、停電時や災害時にも荷物用エレベーターなど施設の機能を維持できる万全の態勢も整えている。 建物の設計と施工は、塩浜工業(福井県敦賀市、塩浜都広代表取締役)が担当した。 ◇工事概要 ■工事名称:ESR基山町ディストリビューションセンター新築工事 ■工事場所:佐賀県三養基郡基山町大字長野字三川上38番1他 ■発注者:ESR36特定目的会社(ESR株式会社) ■敷地面積:35,106.55m2 ■建築面積:18,209.93m2 ■延床面積:65,998.37m2 ■構造:S造 ■階数:地上4階 ■設計:株式会社塩浜工業東京本社一級建築士事務所 ■施工:株式会社塩浜工業 ■工期:2024年12月13日~2026年2月28日 写真提供:ESR株式会社






