九州地方整備局は、高規格幹線道路の九州中央自動車道(九州横断自動車道延岡線)の一部区間となる「国道218号五ケ瀬高千穂道路」(宮崎県五ケ瀬町~高千穂町、延長約9・2キロ)の最長トンネルとなる延長2433メートルの「新津花トンネル」の工事に2026年度着手する。工区分けし発注する予定で、入札公告の時期や工事内容などは今後の発注見通しで公表する。
26年度は事業費として36億3000万円を配分。調査設計や葛原地区の用地買収を進めるとともに、新津花トンネルの工事に着手する。同トンネルはトンネル等級Aのため、本坑に並行して避難坑延長2440メートルも設ける。
五ケ瀬高千穂道路は2車線で設計速度は時速80キロ、18年に事業化された。ICは五ケ瀬東IC、高千穂ICの2カ所(IC名は仮称)。山間部を抜けるため、ルートの7割超をトンネルや橋梁が占める。全体事業費は559億円。3月末現在の用地進捗率は約73%、事業費ベースの進捗率は約35%。
五ケ瀬高千穂道路が完成すれば急カーブなどを避け、より安全に走行できるようになる。災害時にも機能する高速ネットワークが形成され、高度医療を受けられる病院への搬送時間の短縮や観光振興などに寄与することが期待される。






