許可業者数25年度末集計、3年連続増で48・4万者/新規取得が回復

2026年5月18日 行政・団体 [2面]

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 国土交通省は15日、2025年度末(26年3月末)時点の建設業許可業者数を発表した。総数は48万3823業者。11年度末以来13年ぶりに48万業者を超えた24年度末時点から、わずかだがさらに増えた。この1年は廃業・許可失効が前年度比で大幅に増えたが、許可の更新期を迎える業者が多いタイミングだった影響が大きい。22年度から年1・6万業者台が続いていた新規の許可取得は1・8万業者台に回復した。
 許可業者数の増加は3年連続。24年度末から123業者が増え、増加率は0・03%だった。総数はピークだった1999年度末(60万0980業者)から2割ほど減っているが、底を打った17年度末(46万4889業者)から徐々に回復している。
 25年度の新規許可取得は前年度比1957業者増の1万8121業者。5年ぶりの増加、過去10年で5番目に多い数となる。廃業・許可失効は6151業者増の1万7998業者。内訳は実際に廃業を届け出たのが1021業者増の8273業者、更新手続きを行わず自動的に失効したのが5130業者増の9725業者だった。許可制度の運用上の都合で更新期を迎える業者が多い時期に当たった影響からか、自動失効は2倍以上に増えた。
 許可業者数のうち一般許可は438業者減の45万7617業者。特定許可は772業者増の5万0511業者。特定許可は06年度末以来19年ぶりに5万業者を超えた。この1年の業者数の増減を29の業種区分別に見ると、増加は23業種で減少は6業種。「解体」「塗装」「内装仕上」の3業種は増加数が2000業者を超えた。許可の承継制度を活用した事業承継認可は25年度に1092件。20年度の制度創設以降、年1000件前後で推移している。