神戸市/6月に本庁舎2号館(中央区)再整備本体着工、29階建て延べ7・7万平米

2026年5月18日 工事・計画 [10面]

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 ◇契約額増額し216億円に
 神戸市は6月、「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の建築本体工事に本格着手する。民間活力の導入で、本庁舎2号館(中央区加納町6)を行政機能のほか商業、ホテル、オフィスなどの民間機能で構成する29階建ての高層複合ビルに建て替える。事業主はオリックス不動産を代表とする企業グループ。資材高騰などの情勢を踏まえ、5月市議会の承認を経て、当初の契約金額約110億円(税込み、以下同)から216億1290万4000円に増額する。
 規模はS・SRC・RC造地下2階地上29階建て延べ約7万7000平方メートル(建築面積約4350平方メートル)。建物の最高高さは約135メートルに及ぶ。行政機能を低層階に配置し、1階に市民利用空間と商業施設、2階以上にカンファレンスとホテルエントランスを配置する。中層階をオフィスとし、高層階では兵庫県で初となる五つ星級のラグジュアリーホテルの誘致を計画する。地下は駐車場とし、地下1階で東側の三宮地下道と接続、三宮の各鉄道駅と直結する。
 事業者グループは、代表企業のほか阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産で構成する。建物の設計を竹中工務店・日建設計JV、施工を竹中工務店、CM(コンストラクションマネジメント)業務を山下PMCがそれぞれ担当。これまで既存建物や地中障害物の解体撤去を順次進めてきた。
 2029年9月に工事完了し、同10月に行政機能部分を引き渡す予定。