阿佐谷北東エリアまちづくり(東京都杉並区)/未来ビジョンまとまる/協議会

2026年6月5日 工事・計画 [4面]

文字サイズ

 JR阿佐ケ谷駅(東京都杉並区)の北東地区で、公民連携のまちづくりが具体化してきた。区などが進める土地区画整理事業をきっかけに、地域主体のまちづくり協議会が2025年2月に発足。3月には「阿佐谷北東エリアまちづくり未来ビジョン」をまとめた。六つの柱を掲げ主にソフト面の取り組みを提示。地域と行政で対話を重ね、公民連携型まちづくりを実現していく。
 未来ビジョンの対象地区は阿佐谷北1の一部。区画整理事業の範囲(2・7ヘクタール)が含まれる。地区内では25年に旧河北総合病院の解体が始まった。27年は跡地に移転する区立杉並第一小学校、30年以降には跡地で施設工事が始まる見込みだ。小学校跡地について、区は「駅前の立地条件を踏まえ、産業振興やにぎわい創出につながる」施設を整備するとしてる。
 ビジョンには、ハード整備を担う区などへの提案も盛り込んだ。街路灯や舗装のデザイン、緑化などに触れている。事業の進行と歩調を合わせ、地域視点での提案を続ける。
 まちづくり協議会は町会、河北医療財団、商店会、JR東日本都市開発などで組織している。エリアの将来を多角的な視点で議論し、持続可能なまちづくりを目指す。
 ビジョンでは「ハードで基盤を整え、ソフトで魅力を育む」方針を目標に掲げた。区は地域発信の取り組みを制度面などから支援することで、地域全体の発展につなげていく。