東京都千代田区のJR飯田橋駅南側で再開発ビルの建設を計画している「富士見二丁目3番地区市街地再開発組合」は、特定業務代行者に前田建設を選定した。年度内に都へ権利変換計画の認可を申請する。着工時期について同組合は「来春ぐらいを予定」としている。2024年時点の事業計画書によると、2棟総延べ約4・6万平方メートルのビルを整備。工期は26~29年を予定していた。
再開発の計画地は千代田区富士見2(地区面積0・5ヘクタール)。日本歯科大学付属病院などが隣接している。計画地東側をA敷地(建築敷地面積約4100平方メートル)、再開発対象外の建物を挟んだ西側をB敷地(約180平方メートル)に分けている。
事業計画書によると、A敷地にはS・SRC造地下2階地上21階建て延べ約4万5000平方メートルのビルを建てる。地下1、2階に駐車場を配置する。地上1階は店舗フロアで、2階に地域コミュニティー施設、子育て支援施設を3階に置く。4~16階はオフィス、18~20階が住宅となる。敷地の南東側に広場を設ける。B敷地のビルはS造地下2階地上6階建て延べ約1200平方メートルの規模となる。主にオフィスフロアを展開する。
再開発エリア内の一部には区有地を使った「富士見二丁目広場」があったため、千代田区も地権者として再開発に参加している。区はA敷地のビルに入るコミュニティー施設と、B敷地の建物を取得する。
施設の用途は学童クラブと「中高生の居場所」を念頭に検討する。区は特別支援学校や特別支援学級に通う中学生と高校生を対象に「中高生の放課後居場所事業」を展開している。











