凜/東京都建設局道路管理部安全施設課・松山ゆりさん/幅広い仕事が公務員の魅力

2026年6月22日 人事・動静 [12面]

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 東京都で働き始めて6年目、4月に職場が建設事務所から本庁に変わり、今は自治体向けの補助金交付事務などを担当している。部署異動に戸惑いもあったが、「いろいろな仕事を経験できるのが公務員の魅力」と、環境の変化を前向きに受け止めている。
 異動先の仕事は、都内62自治体とのやりとりが欠かせない。山あいから都心、島しょ部と条件の異なる自治体の事情をくみ取りながらの業務が求められる。「経験不足を感じる場面も多い」と話すが、先輩たちの仕事の進め方を参考にしながら、「もっと調整能力を身に付けたい」と一つ一つ学んでいるところだ。DXの進展など、変化の激しい建設行政の中で、資格取得などにも意欲を見せる。
 都に入ってから、上司に恵まれていると感じている。建設事務所で働いていた頃、問題が起きて当時の課長に相談したことがあった。その時、課長は頭ごなしに否定せず、「そんなやり方もある」と受け止めてくれた。どんなトラブルにも慌てない姿に、経験を積んだ人ならではの余裕を感じた。「自分はイレギュラーなことが起こるとすぐ動揺してしまう。将来は自分もそういう人になりたい」と話す。
 休日は登山やキャンプを楽しむ。特に印象に残るのは長野県の燕岳。読書も趣味で、よく読む作家は林真理子や三島由紀夫という。「自然の中で過ごしたり、本を読んだりすると気分転換になる」とほほ笑む。
 (まつやま・ゆり)