鉄建建設/AIエージェント活用し施工管理支援/現場データ分析し注意喚起など生成

2026年6月23日 技術・商品 [3面]

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 鉄建建設は、AIエージェントを使った施工管理の支援に取り組む。建設現場向けIoTサービスなどを提供するMODE(モード、米カリフォルニア州、上田学最高経営責任者〈CEO〉)のIoTプラットフォームを活用。現場の情報をプラットフォームに集約し、AIエージェントがそれらを分析して確認優先度や災害の注意喚起を自動生成したり、引き継ぎもれリスクを示唆したりする。錯綜(さくそう)した現場の情報をAIが管理し、施工管理の効率化につなげる。
 2社は現場作業を示唆するAIの活用で実証実験を始めた。モードのIoTプラットフォーム「ビズスタック」に蓄積された現場の環境、機械、設備といったデータや、モードが提供するビジネスチャットツール「ダイレクト」でやりとりされた業務連絡の履歴をAIが定期的に分析する。AIは現場の状況を整理・判断し、現場状況のサマリーや注意事項、確認優先度などを自動生成する。
 現場全体の状況を俯瞰(ふかん)的に把握して作業間の調整をしたり、現場課題に迅速に対応したりする施工管理の負担を軽減する。品質や安全管理の高度化や施工計画作成時の的確な判断も支援する。
 建設現場では作業の進捗確認や安全管理、巡回点検といった情報を口頭やチャットツール、点検記録などの複数の手段で共有している。現場事務所と施工場所が離れている場合は現場管理者が現場全体の状況をリアルタイムに把握することが難しく、情報の把握や現場課題への迅速な対応に課題があった。