安藤ハザマと神戸市立工業高等専門学校(神戸高専)は、AIで機械やロボットを動かす「フィジカルAI」を活用した建設機械の自動化に向け、共同研究を始めた。まずはヒューマノイド(人型)ロボットによる大型油圧ショベルの自動操作の実現を目指す。将来的には他の建機にもフィジカルAIによる自動操作を展開し、建設業の深刻な人手不足への対応につなげる。
4月から、ヒューマノイドロボットによる建機の自動操作に向けた本格実証に着手した。安藤ハザマは建機の自動化を進めており、神戸高専システム情報工学科・田原研究室は、土工作業シミュレーションを活用した建機自動化AIの開発や、ヒューマノイドロボットを活用した小型電動ショベルの自動化に取り組んでいる。共同研究では、双方の技術と知見を融合する。
共同研究では、建機自動化におけるフィジカルAIの有効性を検証する。その後は大型油圧ショベル以外の建機への展開や、有人作業のヒューマノイドロボットへの置き換えなど、建設現場でのフィジカルAIの適用拡大を進める。
建設業界では、労働力不足の解消と生産性向上に向け、フィジカルAIの活用への期待が高まっている。








