鳥取県/県立高専設置へ産官学で検討チーム/全国初の農業高専誕生も

2026年6月30日 工事・計画 [21面]

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 鳥取県は、県立高等専門学校の設置に向けた検討を始める。6月補正予算に「県立高等専門学校設置検討事業」として120万円を計上した。議会閉会後に産官学による検討チームを立ち上げ、具体的な協議を進める。
 県立高専は地域産業のニーズを踏まえ、実践的な高度専門人材育成し、地元に定着させるのが目的。4月に設置した高校教育改革推進コンソーシアム内に検討チームを設置する。コンソーシアム内の各部会でも協議する。
 メンバーは県内の産業界や県教育委員会などの教育関係、県の関係部局を中心に構成し、文部科学省と鳥取大学、鳥取環境大学がアドバイザーとして参画する予定。
 検討のテーマは▽県立高専設置の可否▽必要となる制度改正と財源確保策の整理▽運営基盤の在り方-となり、改革先導拠点校の鳥取工業高校と倉吉農業高校の高専化が可能かについて協議する。
 農業高専が設立されれば全国初となり、県農業大学校との連携実績を生かして運営を行う。工業関係では企業内実習の重点化など地元の産業ニーズを踏まえて検討する。2年程度をかけて議論する見通しだ。県議会は29日に閉会した。