戸田建設は22日、社内に蓄積された膨大な安全・品質情報を生成AIで検索・整理し、迅速に提示する「安全・品管管理チャットボットシステム」を開発したと発表した。現場職員が作業内容を入力すると、関連する過去の事故事例や対策を対話形式で要約・提示する。現場での安全意識改革と、実効性ある指導体制の強化につなげる。今後もAIと社員の創造性や知見を組み合わせ、安全・品質管理の高度化を目指す。
AIソリューション事業を手がけるHACARUS(ハカルス、京都市中京区、染田貴志代表取締役兼最高経営責任者〈CEO〉)の支援を受け開発した。社内の複数システムに分散していたデータを横断的に活用する。▽安全ポータル(過去の災害事例や事故情報)▽ヒヤリポ(現場で発生したヒヤリハット事例)▽環境・品質管理システム(環境や品質に関するトラブル事例)-の3システムと連携し、データを収集する。
利用者が作業内容を対話形式で入力すると、AIが過去のデータから関連事例を即座に特定し、回答を提供する。回答項目は「要因の整理」「処置・対策」「参照元資料へのリンク」など。作業内容に応じた安全・品質の教訓を抽出し提示する。
今後は、システム開発を通じ明確になった課題に対応し、より精度の高い情報を提供していく。自社開発の「Toda-AI-Portal」と連携し、全社に水平展開していく。











