東北地方整備局は2025年度に実施した国管理道路の路面下空洞調査状況をまとめた=表参照。25年度は管理延長全体の約2割に当たる568キロで調査し、181カ所の空洞を確認した。このうち補修済みは35カ所。未補修の箇所は空洞の拡大状況と社会的影響の度合いなどを考慮し、補修や経過観察といった対応を取る。
8月上旬に各県で開いた県地下占有物等連絡会議で報告した。同会議は県道路メンテナンス会議の下部組織。25年1月に埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損に起因する大規模道路陥没事故後、初年度の調査となった。
国道を対象とした路面下空洞調査は、5年に一度の頻度で電磁波を用いて実施している。今回、スコープなどによる詳細調査を行った結果、岩手(125カ所)と宮城(45カ所)で空洞を多く確認した。
このほか25年度に各管理者が実施した地下占有物の点検状況を見ると、電力施設の洞道は6県9カ所で点検し、不具合はゼロ。同じくマンホールは2169カ所を調査し、青森県内の6カ所で不具合があり、全て対応済み。通信施設は洞道、マンホールとも不具合箇所はなかった。
ガス施設は6県3587キロで点検を行い、75カ所の不具合を確認。ほぼ措置済みで、秋田の7カ所のみこれから対応する。
水道施設(上水道と簡易水道)は、6県4万9024キロを点検(宮城・山形・福島は巡視延長と漏水調査延長の合算)。不具合3921カ所のうち、措置済みは2792カ所。
下水道は6県1697キロで点検し、約25キロで不具合を確認。このうち措置済みは約2・8キロにとどまる。
電信柱は6県58本で不具合があり、25年度に11本を措置。残る47本は25年度以降に対応するとした。電力柱については25年度に不具合処置箇所はなかった。








