湯島三丁目地区再開発/A街区に延べ11万平米のビル/準備組合

2026年8月20日 工事・計画 [4面]

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 東京都文京区で延べ11万平方メートル規模の超高層複合ビルなどを建設するプロジェクトが計画されている。不忍池(東京都台東区)の南側を東西に走る仲町通りと春日通りに挟まれたエリアで、「湯島三丁目地区市街地再開発準備組合」が事業を検討している。今後、年度内に都市計画の手続きに入る。2028、29年度に組合設立認可などを経て、31年度着工、35年度の竣工を想定する。準備組合には事業協力者として三井不動産レジデンシャルが参加している。
 計画地は、湯島3の41~46(敷地面積8900平方メートル)。東京メトロ・千代田線湯島駅から徒歩1分に位置する。計画地は西側を「A街区」、東側を「B-1街区」「B-2街区」に分ける。延べ約11万平方メートルのビルはA街区に建設する。地下3階地上40階建てで、住宅(350~400戸)、商業、宿泊施設を配置する計画だ。B-1、B-2街区は商業施設を予定している。
 計画地は、細分化された敷地や老朽建築物、狭い道路が多く、開けた空間が少ないなど、防災面で課題がある。春日通りは都の優先整備路線に位置付けられ、骨格幹線道路網の早期完成が求められている。
 再開発は▽地区内外をつなぎ、誰もが安全で快適に移動できる歩行者環境の整備▽交通利便性と歴史文化資源を生かした都市機能の導入▽災害に強く緑豊かな市街地形成-の三つを軸に取り組む。春日通りの拡幅や、湯島駅と建物をつなぐ地下通路の整備を検討している。計画地の北側にある上野公園(上野公園池之端3)や、北西側の旧岩崎邸庭園(池之端1の3の45)からの連続した緑地整備も予定する。周辺文化資源を生かし、区内外の来訪者を迎える都市機能を目指す。