一関地区広域行政組合/新最終処分場の土木・水処理施設とも年内入札

2026年8月18日 工事・計画 [6面]

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 岩手県一関市と平泉町で構成する一関地区広域行政組合(管理者=佐藤善仁一関市長)は、新一般廃棄物最終処分場の土木工事と浸出水処理施設建設工事の入札手続き準備に入った。一般競争入札を採用し、同時期に公告する見通し。年内に入札を行う。工事期間は3年程度を想定する。
 建設場所は一関市千厩町千厩北ノ沢。構造形式はオープン型で、焼却残渣(ざんさ)と不燃残渣、不燃物を埋め立てる。埋め立て面積は約1・96ヘクタール、埋め立て容量は12万6800立方メートル(廃棄物9万500立方メートル、覆土3万1700立方メートル)。遮水工は地表から▽保護土(底面のみ)▽保護マット(斜面は遮光性)▽遮水シート▽不織布▽遮水シート▽保護マット。浸出水処理能力は1日当たり135立方メートルで、浸出水調整槽は2000立方メートルの規模を見込む。
 埋め立て期間は25年間。1期は埋め立て容量8万0600立方メートルで埋め立て期間15年。1期分埋め立て地の南東側に隣接して設ける2期は、容量4万6200立方メートルで期間10年。2026年度は1期分の土木工事と水処理施設を発注する。
 同組合が所有する最終処分場は3カ所あるが、いずれも残余容量がひっ迫しているため新設する。
 実施設計と発注支援は日産技術コンサルタント、生活環境影響調査は建設技術研究所、技術支援は日本環境衛生センターが担当。
 並行して、一関市弥栄一ノ沢でエネルギー回収型一般廃棄物処理施設の建設にも取り組んでいる。現在は造成工事を千葉建設・平野組JV〈ともに一関市〉が施工中。DBO(設計・建設・運営)事業者にはタクマを代表とするグループ(構成員=大建設計、日本国土開発、佐々木組〈一関市〉、タクマテクノス。協力企業=金澤電気工業所、森燃、中島設備〈いずれも一関市〉)を選定済み。26年度に設計をまとめ、27年度に本体工事に着手する。