東洋建設が洋上風力発電施設の工事に導入する海底電力ケーブル埋設システムが、日本海事協会(菅勇人会長)の基本設計承認(AiP)を取得した。2026年度に完成を目指し、製作中の高出力ウオータージェット式ケーブル埋設機と着水揚収装置で構成するシステムになる。埋設機には砂や泥などの海底地盤掘削にも適した高出力の水流噴射圧力機能を備え、埋設作業を効率化する。
同社によると、海底電力ケーブル埋設システムがAiPを取得したのは国内初になる。洋上風力発電の低コスト技術開発を目座図新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として、23~25年度に海底電力ケーブル埋設作業の効率化に向けたシステムの機能を検証した。
取り扱いに高度な配慮が求められる電力ケーブルの特性を踏まえ、安全と品質確保の観点でリスクアセスメントを実施。海事協会の指針に基づく評価で、今後の詳細検討・評価を前提に必要要件を満たし、AiPを取得した。








