広さ1万平方メートルの公園が東京都千代田区のJR有楽町駅前に誕生する。三菱地所が同駅前に立っていた2棟のビル跡地を暫定活用。樹木を植え、店舗やイベントスペースを設ける。国内外のカルチャーを集積・発信し、多様な人が交流する空間を創出する。9月1日に着工。2027年に開業予定で、公園としての活用期間は数年間を予定している。
工事現場には「有楽町ビル」(敷地面積3551平方メートル)と「新有楽町ビル」(7233平方メートル)があった。両ビルの所在地は千代田区有楽町1。新たに「YURAKUCHO PARK」を造る。新しいビルの建設工事が始まるまでの間利用する。設計・監理は三菱地所設計。大成建設などが施工する。企画・デザイン・プロデュースは、別荘・住宅サービスを展開するNOT A HOTELが手がける。
既存ビルは地上部だけを解体した。残った地下躯体を使った地盤を構築することで、地上部で別の建物の建築が可能になった。土砂の埋め戻しが不要で、資源の削減にも寄与できる。
柱や梁のような構造材にCLT(直交集成板)を使った平屋の「アーチ門型架構棟」を11棟新築する。1棟当たりの広さは93平方メートル。アーチ門型架構棟の設置に当たり新たな固定金具を開発した。CLTの全接合部の脱着が可能で、数年間の供用後移設できる。
東京メトロ・有楽町駅出入り口に接続する新有楽町ビルの1スパンは残置。暫定利用期間中の来街者のアクセスを確保する。








