東日本高速道路東北支社が秋田自動車道4車線化事業の一環で掘削していた山内(さんない)トンネルが貫通し、10日に貫通式が行われた。施工は奥村組が担当。工事関係者や高橋大秋田県横手市長、横手市立山内小学校の児童など200人が出席し、貫通点通り初めや鏡開きで大きな節目を祝った。
東日本高速東北支社の松本育之建設事業部長は「山内トンネルを含む4車線化は地域の発展や利便性の向上、防災機能の強化など多くの役割が期待される」と述べた。奥村組の樫木正成取締役兼常務執行役員東日本支社長は「発注者や住民の理解と協力があって貫通式を迎えた。残る工事も緊張感を持って臨む」と力を込めた。
工事場所は横手市山内黒沢~筏。既設山内トンネルの南側に設ける。トンネル延長は2438メートル。NATM機械掘削方式を採用し、2023年12月に掘削を開始した。今後は覆工コンクリート工などを行い、26年度中の完成を目指す。供用時期は未定。
秋田自動車道4車線化事業は北上西IC(岩手県北上市)~大曲IC(秋田県大仙市)の約72キロを2車線から拡幅する。総事業費は約2090億円。12本のトンネルを新設する計画で、山内トンネルが最初の貫通となった。









