大阪公立大学は森之宮キャンパスの1・5期開発に伴う「(仮称)森之宮キャンパス第2学舎」の整備で、3種類の事業方式を比較検討する。基本設計先行型のECI方式(技術協力・施工タイプ)と設計・施工一括(DB)方式、設計・施工分離発注方式を候補とし、26日にサウンディング(対話)型市場調査を開始。民間事業者の参入意向や事業条件を把握し、発注方式を詰める。
ECI方式は基本設計から工事監理まで同一設計者が担う。技術協力・施工の発注に先行工事を含める。DB方式では基本設計後の実施設計から設計・施工を一括発注する。分離方式は設計者が工事監理まで担い、先行工事と本体工事を一括発注する。調査対象は設計や施工を希望する法人ら。11月5日まで回答を受け付け、必要に応じて個別ヒアリングする。
第2学舎は2025年9月に開設した森之宮キャンパスに続く施設として計画。情報学部・研究科や社会人大学院、秋入学、産学連携施設の機能を導入する。計画地は大阪市城東区の同キャンパスに隣接する敷地約4200平方メートル。施設規模は現時点でS造10階建て延べ約1万6800平方メートルを想定している。
調査概要によると、27年度に基本設計、28年度に実施設計、29年度から31年1月末まで本体工事を行い、同4月の開設を目指す。想定工期は約20カ月。敷地には土壌汚染や地中残置構造物があり、埋蔵文化財包蔵地にも該当する。不発弾の恐れもあるため、約6カ月の先行工事で磁気探査や地中障害物撤去、必要に応じて埋蔵文化財調査も検討する。
市場調査は基本計画策定業務受託者の日建設計コンストラクション・マネジメント協力の下、実施する。








