島根県が松江市北部に整備する高規格道路「松江北道路」(西浜佐陀町~下東川津町、10・5キロ)の起工式が25日、同市のくにびきメッセで開かれた。高規格道路「境港出雲道路」(約70キロ)の一部を形成し、市中心部の渋滞緩和や観光振興、災害時は緊急輸送の代替路として機能する。県や市、国土交通省の関係者、国会議員ら約90人が出席し、工事の安全と早期の完成を祈願した。
松江北道路は、中海・宍道湖圏域を高規格道路で結ぶ「8の字ルート」の一部となり、松江だんだん道路の川津ICと国道431号間に整備する。川津ICから西側に向けて段階的に工事を進め、今春に同IC付近で本線部の工事が始まっている。
区間内には盛り土や切り土構造のほか、2本のトンネル(約2キロ)、高架橋が計画されている。途中の4カ所に交差点を設置し、西持田と西生馬は立体交差する。下佐陀と古曽志は平面交差とする。
丸山達也知事は「島根県の発展を支える大事な道路だ。早期の完成と境港出雲道路の未事業化区間の早期事業化に向けて全力で取り組む」と式辞を述べ、松江市の上定昭仁市長(建設促進期成同盟会会長)は「産業立地を促進し、地域経済活性化の起点になる」と期待した。
高見康裕衆院議員や青木一彦参院議員ら来賓の祝辞に続き、事業概要の説明と鍬入れが行われた。最後に高架橋の下部工事を施工する松江土建の平塚智朗社長が「関係者一同が一致協力し、無事故・無災害で工事を完遂する」と安全宣言した。








