開成学園創立150周年記念事業 第1期 A棟 完成

2021年7月12日 特集

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 中高一貫教育を行う私立学校の名門、開成学園(東京都荒川区)が創立150周年記念事業として、段階的に進めている高校校舎建て替えプロジェクト第1弾事業のA棟が完成した。大体育館、普通教室、特別教室で構成され、9月の2学期から使用を開始する。多様化する授業形態に対応した教室空間や生徒の自主的な活動を促すオープンスペースなど、「開成の未来を創る」という記念事業のコンセプトに応えた教育空間を提供する。外観も、存在感のあるデザインで、地域の新しいランドマークを創出している。設計・監理、施工はともに大成建設が担当した。引き続き2024年7月の全体竣工を目指し、同社の設計・施工により2期工事、3期工事が行われる。
■建築概要■
■工事名称:開成学園創立150周年記念事業高等学校校舎建替計画A棟
■発注者:学校法人開成学園
■計画地:東京都荒川区西日暮里4丁目2番4号
■敷地面積:17,078.01m2
■建築面積:2,026.51m2
■延床面積:9,810.50m2
■構造:S造、SRC造、RC造
■階数:地下1階、地上6階、塔屋1階
■設計者:大成建設株式会社一級建築士事務所
■監理者:大成建設株式会社工事監理一級建築士事務所
■施工者:大成建設株式会社東京支店
■工期:2019年4月1日~2021年5月31日