国土交通省東北地方整備局 成瀬ダム 定礎

2022年6月2日 特集

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 国土交通省東北地方整備局による成瀬ダム建設事業の本体工事が5月14日の定礎を経て本格化している。秋田県の東成瀬村と横手市を流れる雄物川水系成瀬川の治水・利水などを目的とする多目的ダムで、台形CSG型式を採用したダムとしては国内最大になる。堤体打設工事(第1期)は鹿島・前田建設・竹中土木JVが施工。原石山採取工事(同)の施工は大成建設・佐藤工業・岩田地崎建設JV。2026年度の完成に向け、最新鋭の土木技術を駆使した基礎掘削や打設が24時間体制で進められている。