関電不動産開発とNTT都市開発、住友商事は「(仮称)中之島五丁目3番地計画」の環境影響評価(環境アセス)準備書を21日、大阪市に提出したと発表した。大阪市北区に延べ約13万平方メートルの再開発ビルを建設する計画で、高さは約205メートル。工期は2026年度初頭~31年度を予定している。
建設予定地は北区中之島5の3(敷地面積9685平方メートル)。容積率は総合設計都心居住容積ボーナス制度(都市再生型)の適用で900%になる。建物は高層部(高さ約205メートル)と低層部(約20メートル)で構成する。規模はRC、SRC+S造57階建て延べ12万9000平方メートルとなる。1010戸の住宅と小規模商業施設が入る。404台の駐車場も整備する。
関電不動産開発らは2024年8月16日に環境アセス方法書を大阪市に提出。専門委員会などからの意見を踏まえた手法で環境アセス手続きを行ってきた。今後は準備書の縦覧などを経て環境アセス書を市に提出する。その後、事後調査計画書と報告書も提出する。