PLTグループのミサワホームは、青森市中心部で計画が進む「(仮称)本町一丁目2番地区市街地再開発事業」に参画し、住宅・商業などの複合施設を建設する。敷地面積0・5ヘクタールに健康増進機能を備えた分譲マンションや商業施設、駐車場など総延べ1万1550平方メートルを整備。にぎわいと地域住民の豊かな生活を両立する多世代共生型まちづくりを推進する。設計・施工者などは決まっていない。6日に地権者らで構成する準備組合(齊藤丈士理事長)と協定を締結した。2028年に着工し、30年3月にも竣工する予定だ。
同社の未来志向まちづくりブランド「ASMACI(アスマチ)」の一環になる。建設地は青森市本町1の1にある商業地域でJR青森駅から徒歩17分。市役所本庁舎にほど近い国道4号沿いに計画する。「本町一丁目2番地区市街地再開発組合」が施行する。
子育て支援機能や生活利便施設を導入し、住商一体の複合施設を整備する。住宅は住民の健康増進に寄与できる設備・仕様を採用。商業施設にはテラスを設置し、東北を代表する夏祭り・青森ねぶた祭を一望できる交流拠点にする。ベイエリアとまちをつなぐ回遊の向上に寄与するなど、市が掲げる将来都市像「みんなで未来を育てるまちに」の実現を目指す。